TOEICスコア別勉強法:英語初級者レベルから500点を取る方法

TOEIC目標スコア別勉強法
この記事を書いた人
加藤 じゅんこ

次女出産後に死を意識したことがきっかけで、独学で英語をやり直す。TOEIC960点・英検1級を取得して独立。英語講師と海外企業の日本窓口に。【NHK基礎英語2】にインタビュー記事掲載される。信念は「英語で働き方は変わる!」
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くまた
くまた

TOEIC500点って、難しくなさそうだよね。

じゅんこ
じゅんこ

それが、そうでもないの。

実は、初心者レベルから500点までスコアを上げるのが一番大変かもしれないわ。

くまた
くまた

え、なんで!?

TOEIC L&R テストでは、英語初級者も上級者も全員同じテストを受けるものの、スコアをアップさせる方法は、レベルごとに異なってきます。

これからスコア別の対策をお届けしますが、今回はまず英語初級者レベルの人がTOEIC500点を取るための方法を説明していきます。

一番最初のレベルといえど、英語への苦手意識を強く持っているケースもあり、実は最も難しいともいえるゾーンでもあります。

ぜひ正しい勉強法を取り入れて、次のレベルに進むための土台をしっかり作っていきましょう!

TOEIC500点の英語レベル

まずは、TOEIC500点がどんなレベルか見てみましょう。

TOEICテスト運営団体が公開している表によると、5段階評価のうちの丁度真ん中の「470点~730点」のレベルに該当します。

「日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる」レベルと記されていますね。

参照元:国際ビジネスコミュニケーション協会「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表

少し抽象的なので、もう少し具体的に、どういったことができるレベルなのかを確認してみます。

同じくTOEICテスト運営団体のサイトの別のページを参考にすると、TOEIC500点レベルは次の行為が英語で可能なレベルとされています。

  • 看板を見てどんな店か、どんなサービスを提供する店かを理解することができる。(例、”drycleaning” “book store”等)
  • 電車やバス、飛行機の時刻表を見て理解できる。

参照元:国際ビジネスコミュニケーション協会「TOEIC L&Rスコア別できること一覧

業務に使えるレベルとは程遠いといえますが、最低限、何とか暮らしていける程度の英語力がある、といった感じですね。

英語をやり直し始めた人が、最初に視野にいれていきたいレベルといえるでしょう。

なお直近(2019年7月)のTOEICテスト結果から、受験者全体の中で33パーセントの人がこの500点未満のレベルであると分かります。

※上記グラフは下記資料を基に本サイト運営者が作成

参照元:国際ビジネスコミュニケーション協会:2019年7月実施第242回TOEIC L&Rテスト スコア分布詳細

英語初級者がTOEIC500点を達成するために必要な勉強時間

次にこのスコアを取るための勉強時間を見てみます。

下記はTOEICの先生向け教材も作成しているオックスフォード大学出版局が作成したTOEIC勉強時間の目安表です。

表の見方は、縦軸が現在のTOEICスコア、横軸が目標のTOEICスコアとなります。

引用元:Oxford University Press
“A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success” p.6

今のレベルがどこかによりますが、例えばTOEIC250点レベルの人が550点を目指すなら、700時間という勉強時間が必要となります。

気が遠くなってしまうほどの多くの時間ですね。

ただ学生時代にある程度真面目に英語を勉強したことがあり、大人になってから英語をやり直すような場合には、ここまでの時間は必要ない場合もあります

実際に英文法をおさらいすると、記憶がどんどん蘇ってくるからです。

勉強時間の目安表はモチベーションを下げるためではなく、「なかなか上達しない」と感じた時に「これぐらいの勉強時間が必要なほどの難易度だ」と、自分を元気づけるような形で上手に使ってくださいね。

独学でTOEIC500点を取る対策

それでは次に、TOEIC500点を超えるための勉強法を説明していきます。

現状のスコアレベル目安と注力ポイントは、次のとおりです。

現状のTOEICスコア目安TOEIC300点・中学の英文法・英単語もあやしいレベル
勉強で注力したい点基本英単語と英文法をしっかり理解して覚える

中学校で習う英文法が身についていない、といえるレベルといえますね。

英語から長年遠ざかってしまった人や学生時代英語が得意ではなかった人が含まれます。

後者の場合、英語への苦手意識が残ったまま勉強をすすめるのはむずかしいのですが、学生時代の勉強は、先生との相性や部活動との兼ね合いによっても左右されたりします。

学生時代に抱いた苦手意識は手放して、気持ちを新たに中学英文法と英単語から学んでいくようにしましょう!

おすすめ勉強法:英語に興味を持つ

もし「英語が好きになれない」という場合には、勉強から始めるのではなく、まずはウォーミングアップとして英語に興味をもつところから始めてみると良いですよ。

ガッチリした参考書ではなく、楽しい読み物的な本から始めてみるのもアリです。

たとえばこちらの「マンガでおさらい中学英語」を読むと「なぜ英語だと、この文法が大事なんだろう?」といった疑問が解けて、英語に心が開けるようになっていきます。

英語と日本語は、違う文化の中で作られています。

最初から英文法のルールや英単語を頭に入れるのではなく、ふたつの言語の違いを感じとれるようになると英語への興味がふくらみ、英語の勉強も苦痛ではなくなってきますよ。

おすすめ勉強法:基本英単語を覚える

英語への興味を感じ取れていったら、いよいよ勉強にうつります。

最初は基本英単語を覚えていきましょう。

書店で前面に置かれているものは良い本が多いので、その中から実際に手に取って、気に入る英単語本を選んでみても良いですね。

私が一押しなのは、アルクさんが出版しているキクタンシリーズです。

自分自身も何冊も購入し、いくつかはヨレヨレになるまで使ってきました^^;

レベルや用途別に様々な英単語本を出版されているのですが、初心者レベルはこちらのEntryが使いやすいでしょう。

キクタンシリーズは例文が実用的で、覚えた英単語を使いまわすときにも役立ちます。

こちらはEntryレベルの例文ページです。左ページの例文が右ページでは歯抜け状態になっており、自分で英単語を埋めつつ英文を完成させていく構成になっています。

なお英単語を暗記する際には、音声をスマホなどにいれておき、空き時間や何かしながら聴くようにすると、効率よく勉強できます。

スマホで音声を聞きたい場合にはアルクのアプリ【ALCO】をスマホにインストールし、会員登録を行えば、音声を直接スマートフォンにダウンロードして聴くことができるので便利です。

おすすめ勉強法:基本英文法を学ぶ

基本英単語と共に、基本英文法もしっかり身に着けていきましょう。

最近は「中学英文法からおさらいする」系の本が増えています。

どれも良い本ですが、どれかを推薦するなら、学研さんの「ひとつひとつわかりやすく」シリーズがおすすめです。

「わかりやすさ」にこだわっているシリーズですが、説明が分かりやすいだけでなく、読みやすさ、見やすさの上でも分かりやすい良書です。

中学英語版からスタートして高校英文法まで終えると、学生時代の英文法を一通りおさえていけるでしょう。

この後、もし「もっと英文法を学びたい!」という場合には、同じ著者による「TOEIC英文法」版まで進んでいってください。

この本からスタートするのは難解すぎますが、中学・高校の文法を押さえた後であれば、無理なく読み解いていけます。

TOEIC用に特化した練習問題や実践テスト、さらには巻末に模擬試験までついており、覚えた英文法への理解を実践形式で確認していけますよ。

英語初級者レベルでやってはいけないTOEIC勉強法

ここまで、やり直し英語でTOEIC500点まで目指したい人向けの勉強法をお伝えしてきました。

最後に、このスコアを目指す人には手をだしてほしくない勉強法・対策をお伝えします。

それは「TOEIC用の攻略から勉強すること」です。

特に学生時代に英語が苦手だった人は「今度こそ英語で成果をだしたい」「速く勉強から解放されたい」といった焦りから、手をだしてしまいがちな勉強法だったりします。

なぜ私が英語初級者の人にこの方法をおすすめしたくないかは、以前TOEICを教えたときのある経験とつながっています。

実は私は以前「昇進条件にTOEICが入っている」企業で、TOEICのために必死にならざるをえない状況の生徒さんにTOEICを教えていたことがあります。

すると学生時代の時も英語が苦手で、基本の英語力がない生徒さんの中に、打ち出の小槌のような攻略法を求めて、TOEIC攻略本を買い、貴重な週末に攻略法を勉強してしまう人が出てきてしまったのです。

きっと「一緒に授業を受けている仲間に後れをとりたくない」という一心での行動だったと推測できます。

ただ残念ながら英文法や英単語がよく分からないのに、TOEICの引っかけ問題の知識が増えていっても、そこまでスコアに結び付きません。

基本が身についていない状態で安易な攻略法を取り入れようとしても、良い結果は伴わないのです。

結局、この生徒さんのTOEICスコアは、後輩に抜かされていってしまいました。

というのも、後輩は学生時代に英語がそこまで苦手であったわけではなく、また地道に今のレベルにあった勉強を行っていたからです。

私の力不足でもあります。

この件以降、私は英文法が中学生レベルに至っていない人、英語初級者レベルでTOEICに挑む人は、絶対にTOEIC攻略から入らないほうが良い、とお伝えしています。

もちろん個人差はあるので100%絶対とはいえません。

ですが英語やTOEICに限らずどんなことでも、基礎がしっかりできていなければ、どこかで壁にあたり、伸び悩むのは世の常です。

あなたの目標がTOEIC700点、800点といったスコアにあるのであれば、後々大きくジャンプする前に、今はグッとしゃがんで力をためていきましょう。

くまた
くまた

なんだか、あせっちゃった人の気持ち、分かる気がするな。

じゅんこ
じゅんこ

私もよ・・・

くま美
くま美

目標が遠くにあるほど、あせってはダメってことね。

じゅんこ
じゅんこ

ええ。

目に見える成果は少なくても、基礎固めをしっかりしておけば、後で必ず役に立つわ!

まとめ

今回は英語初級者レベルの人がTOEIC500点に到達するまでの勉強法を説明しました。

■TOEIC500点は英語初級者レベルの人が最初に視野にいれるレベル

TOEIC受験者の30%程度に該当する

■まずは次のような方法で基本英語力を固めていくのが大事

ー英語への苦手意識をなくすところから始める

―中学・高校レベルの例文法をおさらいする

―中学レベルの英単語を覚える

■特に学生時代英語が苦手であった場合は、TOEICの攻略法からスタートすると伸び悩む

簡単に思えるレベルかもしれませんが、英語初級者や英語が苦手だった人にとっては、踏み出すのがむずかしい第一歩です。

基本をしっかりかためて、今後のスコアアップの土台にしましょう!

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