未経験で英語の先生になるには【30代・40代の英語を使った仕事】

TOEICと再就職・転職

英語をある程度できるようになったら、英語の先生という仕事が選択肢のひとつになります。

私もやり直し英語で英語力を伸ばした後、TOEIC・英語講師になりました。

中学や高校で教えるのでなければ教員免許などなくても、結構気軽に英語を教えられます!

実体験をベースに、英語講師になるために必要なこと・待遇をお伝えしますね。

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英語の先生の種類

英語の先生といっても、教える場所によって内容や待遇は様々。

子供向け教室からカルチャースクールまで色々な形がありますが、ひとつずつ取り上げていきます。

子供向け英会話教室

難易度★☆☆~★★★
いかせる資格英検・J Shine
向いている人子供が好き・子供の扱いに慣れている

まずは子供向け英会話教室ですが、幼児から小学生あたりが対象。

雇用契約を結ぶ場合とフランチャイズで働く場合の2つの方法があり、どちらを選ぶかで難易度はかなり変わってきます。

雇用契約がある場合

雇用契約がある場合は時間契約なら相場は1000円~2500円あたり。

子供が好き、そして子供の扱いに慣れているというスキルが求められます。

子供の扱いと同様に親の扱いに慣れていることも意外と重要^^

子供の集中力を持続させる手腕が必要なので、一般的に子育て中・子育て後の女性が有利でしょう。

小学生向けに英検を教える教室なら英検が使えますが、そうでなければ資格より発音のキレイさ会話の自然さが求められます。

フランチャイズの場合

フランチャイズはECCやジオスなど大手英会話学校などで募集しています。

フランチャイズの形で教える場合には、自分で生徒さんを集めなければいけません。

これが結構大変!

知り合いもフランチャイズで教えてみた人がいますが、かなり頑張ったものの集客できず挫折してしまいました・・・

もちろん上手に運営している人もいます。

英語を教えるスキルだけではなく、集客や教室運営スキルが身につくのでビジネスに興味がある人には良いでしょう。

またポスターやチラシの印刷代、ポスティング代など基本自分で払う覚悟が必要ですが、学校によっては最初は本部がバックアップしてくれます。

気になったら、まずは説明会に参加してみましょう。

ECCホームティーチャーの説明を見てみる

学生向け教室

難易度★★☆
いかせる資格英検・TOEIC・IELTS・TOEFL
向いている人受験英語が得意

雇用契約の場合は時間契約なら相場は2000円~4000円あたり。

中学・高校生向けの塾では大学生がアルバイトで教えていたりもするので、パート・アルバイトで行う場合はライバル多し!

個別指導か複数名に教えるかの2種類ありますが、大勢に教える場合には経験が重視されるでしょう。

なおTOEFLIELTS対策を教えるところでは、これらの英語資格も活用できます。

受験英語を教えるなら高学歴の人も有利。

企業で教える

難易度★★☆
いかせる資格英検・TOEIC
向いている人900点以上の高いTOEICスコアがある

雇用契約の場合は時間契約なら相場は2500円~5000円あたり。

企業で教えるには英会話講師とTOEIC講師、大きく2タイプあります。

英会話を教える場合にはやはり海外経験が長い人やネイティブのほうが有利。

ですがTOEIC講師や初心者向けの教室であれば、やり直し英語で頑張った日本人の英語講師が求められていたりします。

契約方法は研修会社や英会話学校に登録して派遣される形をとるか、あるいは直接企業と契約する方法があります。

やりやすいのは一般的に登録・派遣タイプ。

私も以前、この方法で企業でTOEICを教えていました。

公民館・カルチャースクール

難易度★☆☆~★★★
いかせる資格自分次第
向いている人自分でカリキュラムを作りたい

もし好きな形で英語を教えたいなら、公民館やカルチャースクールで教えるのも手

学生や社会人向けに教える場合にはどうしても遅い時間帯になってしまいますが、自分で教えるなら自分が好きな時間帯を選べます。

公共施設の場合は営利でなければ、かなり安く場所を借りられるところが多いです。

カルチャースクールの場合は、場所代も広告費もゼロ。

先生の募集はホームページで行われていたりします。

たとえばこちらはこちらはよみうりカルチャーさんの講師募集のページ。

よみうりカルチャー講師募集ページ

講師歴を書く欄があるので教えた経験がないとムリそうに見えますが意外とそうでもなく、私の経験からいうと講座の内容次第な気がします。

申し込む際には、生徒さんが集まりそうな講座の構想が大事ですね。

ただカルチャースクールの講座を組む時期は決まっていて、時期に合わなければすぐ採用はされません。

あらかじめ登録しておくと、後からお話が来たりしますよ。

収益の点でいうと、少なくとも最初はあまり良くありません。

数か所で話を聞いてみましたが、大体生徒さん1人700円/1回程度の収益で、かつ交通費などは自分持ち。

スクール側としても赤字になっては困るので、一定数の生徒さんが集まらければ講座を開催しない場合も。

すぐお金になりませんが、「教える経験を持ちたい」「オリジナルの内容を教えたい」という場合にはオススメの選択です。

英語の先生の求人

色々な英語の先生についてご紹介しましたが、どれも特徴が違います。

あなたに合った形を検討してみてくださいね。

なお比較しやすいように時間給での収益を書きましたが、雇用契約の場合には契約社員・正社員として勤める形もあります。

求人情報は一般的な求人検索サイトに掲載されています。

私の一押し求人サイトはINDEED

エージェントなしの転職法を書いた記事に詳細を書いているので、参考にしてみてくださいね。

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英語の先生に応募する時の注意点

最後に時間給で教える場合、ぜひ注意しておいてほしい事をお伝えします。

それは授業以外の時間に行う作業に支払いがあるかという点。

これも私自身の経験ですが、時給はすごく良かったものの授業以外の時間がかなり取られる求人がありました。

授業の準備だけではなく、教室の掃除や授業後の親御さん対応まで仕事に含まれていたのです!

ですが教えている時以外の時給はゼロ。

この仕事はお断りしましたが、事前にしっかりチェックしていなければキケンでしたね・・・

名前は書けませんが、結構ちゃんとした感じのスクールです^^;

講師業は特に「どこまで勤務時間に含まれるか」の境界線がアイマイなので、トラップに引っかからないよう気を付けてくださいね。

まとめ

今回は未経験で出来る英語の先生の仕事を紹介しました。

■子供向けの英会話教室は、発音や自然な会話力が重視される。

子供と親両方の扱いに慣れているというヒューマンスキルが大事。

フランチャイズで行う場合には、ビジネススキルも必要に。

 

■学生向けの塾では、各種英語資格や学歴が活かせる。

複数に教える場合は経験が重視されることが多い。

 

■企業で教える場合は、TOEICスコアが重視される。

初心者向けや資格試験向けでは日本人講師が活躍できる。

 

■自分で好きに教えたい場合は公民館やカルチャースクールも手。

 

■時間給で教える場合は、どこまで勤務時間に含まれるか要チェック

私自身心から感じてきたことですが、人に教えることで自分自身が多くのことを学べます。

「教えてみたいな」と思ったら、ぜひその気持ちを大切に、最初の一歩を踏み出してみてくださいね。