英語長文の読み方:関係代名詞whatに慣れる【ニュースで英語】

ニュースで英語を読む練習

関係代名詞のwhatは「~すること」「~するもの」と訳せます。

短ければ分かりやすいのですが、問題は長い文の場合。

実際の長文ではどんなふうに読み解いていくのか。

今回も実際のニュースに出てきた文をとりあげて、解説していきますね。

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今回の長文読解ポイント

関係代名詞whatを使うと、次のように文を名詞化できます。

what makes me happy

「私を幸せにすること」

なかなか便利な文法ですよね。

この部分がカッポリと文章の中に入り込んできます。

What makes me happy is just a good night’s sleep.

ポイントは、どこまでが “what” がかかる部分かを見抜くこと。

上記の文では、”is” の前までですよね。

そこで “is” の前で区切りをいれて読んでいくようにしましょう。

What makes me happy / is just a good night’s sleep.

「私を幸せにすることは /夜ぐっすり寝る事です。」

このように”what”の中に【含まれる部分】と【含まれない部分】の間に区切りをいれて読んでいくと、文が長くなっても理解しやすくなります。

分詞構文が入った文を読みとく

それでは実際のニュースに出てくる文を読みといていきましょう。

What started as a $10,000 grant from crowdfunding platform GoFundMe has grown to more than $240,000 as of this morning.

単語の意味

  • grant: 助成金・寄付金

主語部分が “what” 部分で成り立っています。

これが “has” の前まで続きます。

“what” のなかに【含まれる】部分と【含まれない】部分の間で区切って読んでいきましょう。

さらに、前置詞の前にも区切りをいれていくと理解しやすいです。

What started as a $10,000 grant from crowdfunding platform GoFundMe /has grown to more than $240,000 /as of this morning.

意味はこちら。

クラウドファンディングプラットフォームGoFundMeからの寄付金1万ドルでスタートしたものが /24万ドル以上に増えた / 今朝の時点で。

今回の英文について

今回の英文はこちらのPBSニュースから引用しました。

引用元:PBSニュース

現在、アメリカでは経済的に困っている人が大勢います。

政府からの給付金があるようですが、それを待っていられない。

あるいは、それでは全く足りないという人たちがSNS上で助けを求めている。

そんな状況の中で、困っている人を少しでも助けようとクラウドファンディングで寄付金をつのり、Twitter上で配布する人が出てきました。

すごいですよね。

今回引用した文章にあるとおり、寄付金は短期間でかなり集まったそうです。

ただそうはいっても、お金が必要な人のほうが多い。

そのため1人あたりに配布できる金額は200ドル程度。

ほんのお小遣い程度ですね。

ですが受け取った人からは「人を信じる気持ちが持てた」と、お金だけじゃない価値を感じた人もいます。

ジーンとしてしまいました^^

詳しく知りたかったらオリジナル記事も読んでみてください。

まとめ

今回は関係代名詞 “what” 入った文を解説しました。

どこまでが “what” に入るか意識して読んでいきましょう。

“what” がかかる部分が終わったら、区切りをいれて読んでいくのがコツです。

なお長文を区切るコツは、他にもあります。

こちらの記事を参考にしてください。

長い文を読むコツは、いかに上手に区切りをいれていくかといっても過言ではありません。

私達は日本語だと自然に区切りをいれられますよね。

英語も慣れていけば、何も考えなくともベストな場所にで区切れるようになっていきます。

そうなれば、どんなに長い文章もスラスラ読めます^^

長文を読むその他のコツ、こちらをお役立てください。