英語の長文を読むには、いくつかコツがあります。
実際のニュースを使って、このコツを紹介していきますね。
今回は長文を区切る場所。
区切り方に悩んだら、まず最初に知ってほしい3つのポイントを紹介します。
今回の長文読解ポイント
英語はきれいに訳すと、どうしても英語を順番通り読めなくなるので、おすすめしません。
最初は大変ですが、ぜひ区切りをいれながら英語をそのままの語順で読んでみてください。
がぜん、読む力が変わっていきます。
そのためには、どこで区切るかが大事。
区切り方にはコツがありますが、まずは次の3か所をおさえておいてください。
- 動詞のあと
- 接続詞の前
- 前置詞の前
実際に長文を区切ってみる
それでは3つの区切り点を頭にいれながら、こちらの文を読んでみてくださいね。
単語の意味
- norm: 標準、規範
- strike up: (歌、演奏などを)始める
区切ってみると、こうなります。
“to” の前にも区切りを入れてもOKです。
区切りごとに意味を理解してみましょう。
ぎこちない訳ですが、意味は取れますよね。
“to” の前でも区切りをいれても良いのですが、多すぎるのでやめておきました。
なお区切り方は「こうあらねばいけない」というルールはもちろんありません^^
上記は参考程度に見てください。
今回の英文について
今回の英文は、こちらのBBCニュースのサイトから引用しました。
引用元:BBCニュース
“Swedes are used to living alone, following rules and championing innovation.“
現在、各国でウイルスへの感染が拡大していますが、スウェーデンは他のヨーロッパの国と比較すると、それほど深刻な状況に陥っていません。
これはおそらくスウェーデン人の習慣が影響しているのではないか、といった内容の記事です。
たしかに人と距離を置くスウェーデンのような国では、ある程度、感染が予防できそうですよね。
なお記事の中では他にも、スウェーデンは冬が長く家にこもっているのに慣れているので、今のような状況に強いといった指摘も
なかなか面白い考察ですよね^^
気になったら、ぜひオリジナルの記事もチェックしてみてください。
まとめ
今回は英語の区切りポイントを3つ紹介しました。
- 動詞のあと
- 接続詞の前
- 前置詞の前
区切るクセをつけて慣れていくと、自分の読むペースにあった場所で区切れるようになります。
さらに続けていけば、日本語に訳さず、英語を英語のまま理解できます。
最初のうちだけ、おすすめの方法で区切ってみてください。