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独学で目標のTOEICスコアを取れるスケジュールと勉強計画の作り方

TOEIC勉強のスケジュールと計画
この記事を書いた人
加藤 じゅんこ

次女出産後に死を意識したことがきっかけで、独学で英語をやり直す。TOEIC960点・英検1級を取得して独立。英語講師と海外企業の日本窓口に。【NHK基礎英語2】にインタビュー記事掲載される。信念は「英語で働き方は変わる!」
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くま美
くま美

TOEICを受けるのはいいけれど、一体どれぐらい勉強したら、800点以上を取れるかしら。

くまた
くまた

ガンガン勉強して、早く良い点数をとって、コーン社長をぎゃふんと言わせたいよね!

じゅんこ
じゅんこ

そうね。

でも効率よく目標のスコアを取るには、勉強するより前にスケジュールと計画をしっかり作っておく必要があるわね。

くま美
くま美

スケジュールと計画?

くまた
くまた

めんどくさそうだなぁ。

とにかくいっぱい勉強すればいいんじゃないの?

TOEICテストの勉強を始める前に、まずは勉強のスケジュールと計画をしっかり練っておきましょう。

TOEICは学生の頃のように試験直前に勉強しただけでは、とても太刀打ちできません。

TOEICの点数を100点あげるためには200~300時間の勉強が必要だと言われています。

つまり、1日3時間勉強したとしても、3ヵ月間続ける必要があるということですね。

ただやみくもに進めていくだけでは、忙しい日々の中、勉強を続けるのは大変です。

決めた時期までに目標のTOEICスコアを取るには、最初に勉強スケジュールを作っておく必要があるのです。

高額のTOEIC塾では、受講者の代わりにこのスケジュール作りをしてくれます。

TOEICにおいてスケジュールを立てることはそれほどに重要なので、もしも独学でTOEICの高得点を取りたいのであれば、自分でしっかりとスケジュールを作成することが必須です。

今回は、独学でTOEICに挑む人も簡単に勉強スケジュールが作れる次の3ステップを解説していきますね。

① 目標のTOEICスコアのために必要な勉強時間を割り出す
② 1日のスケジュールを書き出し、いつTOEICを勉強するか決める
③ 毎日何を勉強するか計画をたてる

スケジュールと計画は、いわば目的地にたどり着くための地図のようなものです。地図がなければ、途中で迷子になってしまいますよね。

決めた期限までに目標のTOEICスコアを獲得できるように、最初にしっかりと地図を作っていきましょう。

くま美
くま美

なるほど!

時々「3ヵ月でTOEIC800点」みたいな言葉を見かけるけれど、派手な言葉とは裏腹に、地道に計画を練って勉強しているのね。

じゅんこ
じゅんこ

そうそう。

何事も、準備をきちんとすることが成功の秘訣!

具体的な方法を説明していくわね。

目標のTOEICスコアのために必要な勉強時間を割り出す

まずは今の実力と目標スコアの差を確認し、目標スコアに到達するために必要な勉強時間を割り出してみましょう。

今の実力のチェック方法と目標スコアの決め方が分からない場合は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

久しぶりの英語で初めてTOEICを受けるなら攻略より基本英文法
くま美 私、TOEICって初めて受けるから、何から始めていいか分からないのよね。本屋さんにいって、TOEICの本を色々買ってみたの。役に立つかしら。 くまた ママ、攻略本って...

次に、今いる地点から目標地点にいくために必要な勉強時間を計算します。この勉強時間を元に、1日に何時間勉強する必要があるかを具体的に算出していきましょう。

目標TOEICスコア取得までにかかる勉強時間を計算する

TOEICの勉強時間の目安はTOEICを教える企業などによって作成されており、外部に公表されているものもあります。

ただ、どの目安が一番信頼できるか確認するのは困難です。

そこで私がおすすめするのは、オックスフォード大学出版局が作成したTOEIC勉強時間の目安表です。これはTOEICを教える先生のための資料に掲載されている表です。

表の見方は、縦軸が現在のTOEICスコア、横軸が目標のTOEICスコアとなります。

引用元:Oxford University Press
“A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success” p.6

 

この資料は少し前に作られたものですが、今でもTOEICの勉強時間を算出するための目安としてよく引用されています。

表を作成したオックスフォード大学出版局は、あのオックスフォード大学から生まれた由緒ある出版社です。

TOEICを教えるクラスで使われるような品質の高い教材を作っており、その教材は、TOEICテスト開発元であるETSからも認定を受けています。

こういった背景から、本記事でもTOEIC勉強時間を算出するための信頼できる判断基準として、この表を使っていきます。

表を使ってTOEICの勉強時間を計算する

では具体的に、この表を使ってTOEICの勉強時間を計算していきましょう。

表によると、たとえば今TOEIC550点を持っている人が850点を取りたい場合には、およそ725時間の勉強時間が必要です。

ですがTOEIC750点の人であれば、それよりも少ない275時間の勉強時間でTOEIC850点を取ることが出来ます。

なお、TOEICでは同じ時間勉強したからといって、常に同じだけ点数が伸びるとは限りません。

一定以上の英語力があれば点数が低いときには伸び率が高いですが、点数が高くなるにつれて伸び率は低くなってしまう傾向があります。

この表には、こんなTOEICの傾向もきちんと反映されています。

表によると、TOEIC550点であった人が100点アップして650点を取るには、225時間の勉強が必要です。この人がそこから100点上げて750点を取るには、同じく225時間の勉強が必要になります。ところが、もしそこからさらに100点スコアをあげて850点を取ろうとすると、それまでより多い275時間の勉強時間が必要となるのです。

実際にはTOEIC800点以上の高得点の人がさらに点数を上げていく場合には、この表に書かれている以上に多くの時間が必要になることもあります。

必ずしもこの表が当てはまるわけではありませんが、ある程度の勉強時間の目安を把握しておくことはできます。

まずはあなたの今現在のTOEICスコアを縦軸に入れ、目標スコアを横軸に入れて、これから目標スコアに到達するために必要な勉強時間を割り出してみましょう。

1日に必要なTOEIC勉強時間を計算する

必要な勉強時間を割り出した後は、この勉強時間に到達するまでに、1日に何時間の勉強が必要かを算出していきます。

たとえば半年間でTOEICの点数を550点から650点へ上げたいという場合には、先ほど見てきたとおり、225時間の勉強時間が必要です。

これを半年間で割ってみます。半年間は、1カ月30日として180日ですね。

【半年間でTOEICを550点→650点にするために1日に必要な勉強時間】
225時間÷半年間(180日)=1時間15分

この計算では、1日におよそ1時間15分の勉強を続ければ目標地点にたどり着けるということになります。これぐらいの勉強時間なら実現できそうですよね。

ですがもし半年間でTOEICの点数を550点から850点へ上げたい場合には、先ほどの表を参考にすると725時間勉強しなければならないということになります。

同じように半年間(180日)で割って1日に必要な勉強時間を計算していくと、1日4時間も勉強しなければならないという結果になってしまいます。

【半年間でTOEICを550点→850点にするために1日に必要な勉強時間】
725時間÷半年間(180日)=約4時間

1日に4時間の勉強時間を確保するのは、なかなか大変そうですよね。

くまた
くまた

こんなに勉強するなんて無理だよ!

お母さん、倒れちゃうよ。

くま美
くま美

確かにそうね。

くまた、毎日4時間も勉強できないから安心して。

くまた
くまた

よかった。そんなに勉強したら、おいしいごはんも作れなくなっちゃいそうだしね。

じゅんこ
じゅんこ

くまたくんは、そこが心配だったのね。

くま美
くま美

でも先生、必要な勉強時間はわかってきたけど、決めた通り毎日勉強を続けるのは大変そうね。予定が入っていて忙しい日もあるし。

じゅんこ
じゅんこ

そうね。

必要な勉強時間が分かったら、次に1日のスケジュールを書き出して、いつ勉強するかを決めていきましょう!

TOEIC勉強用のスケジュールを作る

目標に到達するまでに必要な勉強時間が分かったら、次に、自分の勉強スケジュールを作っていきましょう。

勉強する時間帯をちゃんと決めず、ただ「毎日たくさん勉強する!」と思っただけでは、勉強を継続するのは大変です。がんばって勉強を優先しようとすれば、仕事や子育てなど大切なことがうまくまわらなくなってしまう可能性もあります。

無理なく勉強を続けていくには、まず最初に今のあなたのスケジュールを紙に書き出してみるのがおすすめです。

こうして勉強時間を探していくと、忙しくてもちゃんと続けられる勉強スケジュールを作ることができます。

自分の1日のスケジュールを書きだす

まずは、平日と休日、それぞれの1日のスケジュールを書き出してみてくださいね。

あまり細かく書く必要はないので、こんなふうにざっくりと書いていきましょう。

7時:起床

7時~8時:朝ごはんを作る、朝の準備

8時~9時:通勤時間

9時~18時:仕事 (1時間お昼休憩)

18時~19時:通勤時間

19時~22時:夕飯を作る、子供の世話をする

22時~0時頃:お風呂、テレビ、本を読むなど。

いつTOEICの勉強をするかを決める

次に、この中で勉強ができそうな時間を探していきます。

スケジュールを見ながら、どこを勉強時間に充てられるか考えてみてください。

たとえば、青線を引いた通勤時間中は、机に向かうことはできませんが英語を聞くなどして勉強をすることができそうですよね。赤線を引いた時間は、しっかりと机に座って勉強ができそうです。

7時:起床

7時~8時:朝ごはんを作る、朝の準備

8時~9時:通勤時間

9時~18時:仕事 (1時間お昼休憩

18時~19時:通勤時間

19時~22時:夕飯を作る、子供の世話をする

22時~0時頃:お風呂、テレビ、本を読むなど。

このスケジュールでは夜に多くの勉強時間を取れそうですが、夜はついテレビを見たり、家族と話したりして、いつのまにか時間が過ぎてしまいがちです。

もし「夜は勉強がしにくい」と感じたら、就寝時間を早くして、その分朝早く起きて勉強をするのがおすすめです。こうすることで、毎日しっかりと勉強の時間を確保することができます。

やみくもに勉強時間を増やそうとするよりも、無理なく続けられる勉強スケジュールを工夫してみてくださいね。

具体例:4カ月でTOEIC960点を取った勉強スケジュール

くま美
くま美

スケジュール作りの大事さ、わかったわ。

勉強する時間をあらかじめ決めておかないと、結局、勉強できない日々が続いちゃいそうだもの。

くまた
くまた

でも短期間でTOEIC高得点を取る人って、実際にどんな勉強をしているんだろう。

くま美
くま美

そうよね!ちょっと見てみたいわ。

じゅんこ
じゅんこ

ふふ・・・♪

では、お見せしましょう。

私が4ヵ月でTOEIC960点を取った時は、こんなスケジュールだったわ。

4時:起床

4時~7時:勉強

7時~8時:朝ごはんを作る、朝の準備

8時~9時:勉強(通勤時間)

9時~16時半頃:仕事(お昼休憩中、可能な時は勉強

16時半~18時:勉強(通勤時間)

18時~21時:夕飯を作る、子供の世話をするなど

21時:就寝

くまた
くまた

うっ、ほとんど勉強!!

だから目標の点数を取れたんだね。

じゅんこ
じゅんこ

たしかに平日は早起きしてがんばったわ。でも土日は早朝しか勉強しなかったの。

家族と出かけたりして楽しみたかったから。

私が勉強を続けられたのは、勉強する日としない日をはっきり分けてメリハリをつけたからかもね。

くま美
くま美

確かにそうよね。

勉強ばっかりじゃ、いやになっちゃうわ。

じゅんこ
じゅんこ

そうよね。

あとメリハリをつけるだけじゃなくて、自分にご褒美をあげるのも大事。がんばった後に美味しいものを食べたりしてね。

くまた
くまた

頑張ったら良いことがあるなら、勉強も続けられるね。

ぼくは、頑張ったご褒美にケーキが食べたいな。

くま美
くま美

くまたは毎日ご褒美ばっかりになりそうね。

毎日何を勉強するか計画をたてる

いつ勉強するか決めたところで、次に何を勉強するか具体的に勉強計画を立てていきましょう。

勉強方法は目標のTOEICスコアによって異なってきます。ここでは目標スコアを大きく3つに分けて勉強方法を紹介していきますね。

TOEIC400点に到達するための勉強法

久しぶりに英語に触れる人や英語が苦手な人は、TOEICの問題を見ても問題文自体が理解できず、模試を解いてもTOEIC400点に届かない可能性が高いです。

そういった場合には、最初の1カ月間は基本の英文法や英単語からやり直してみましょう。

やりなおし英語におすすめの本は、こちらの記事にまとめています。

中学英文法からのやりなおしに一押しなのは、学研から出版されている「中学英語をひとつひとつわかりやすく」です。

まさにタイトルの通り説明が分かりやすく、本屋さんでも、おすすめ本として目立つ場所に置かれていたりします

気になったら、近所の本屋さんで立ち読みしてみてくださいね。

基本英文法がしっかり分かるようになったら、次の「TOEIC600点に到達するための勉強法」に進んでいきましょう。

TOEIC600点に到達するための勉強法

ここからは、純粋な英語力だけでなく「TOEICの点数を上げるため」の勉強に進んでいきます。

その方法とは、本番形式での模試です。

早めに結果を出したいのであれば週に1回、そうでない場合でも月に2回はTOEICの模試を家で解いてみると、TOEICのテストの時間間隔が身につき、効率的にスコアを上げていくことができます。

家でTOEICの模試をやるためには、模試が収録された問題集を購入する必要があります。

良い問題集を選ぶポイントは、解説が分かりやすいことと、1冊の本に3回分ぐらいの模試がはいっていることです。

たとえばこちらは現在売れているTOEIC問題集のひとつですが、TOEIC公式問題集よりも解説が分かりやすいとの評価もあります。

模試の本とやり方はまた別の記事で詳しく説明していきますが、ひとつだけ重要なポイントをお伝えすると、模試のリスニング問題は何度も聴くのが大事だという点です。こうして耳を慣らしていくと、耳がどんどん英語に慣れ、英語が聞き取れるようになっていきます。

実は、リスニング力は、短期間で一番伸ばしやすい英語スキルのひとつなのです。

耳で聞くだけの勉強なら、通勤中や、買い物に行く途中にもできますよね。

他にもしっかりと机に向き合わなくてもできる勉強方法は色々とあります。ライフスタイルに合わせて勉強方法を工夫していくと、忙しい日々でも無理なく1日に2~3時間の勉強を続けていくことができます。

リスニング以外にも、TOEIC600点に到達するためには、自分が苦手だと感じるパートを克服するための問題集をやったり、英単語を増やしていったりという勉強方法が有効です。

各パートごとの具体的な勉強方法は、また別の記事でご紹介していきますね。

TOEIC800点越えをするための勉強法

TOEIC800点という高得点を取るためためには、弱点の克服に加えて英語を速く正確に読む力を鍛えていく必要があります。

というのも、TOEICテストのリーディングパートは実に半分以上が読解問題で構成されているからです。

リスニングパートにおいてさえ、点数を効率的に上げるには、印刷されている設問文を先に読むという読解スキルが求められます。

TOEICの高得点を取るために必須の英語読解力を上げるには、英文法力や英単語力といった総合的な英語スキルが必要です。

まさにここが、TOEICテストの開発側が見たいと狙っている部分なのですね。

総合的な英語力を伸ばすのに抜け道などありません。

日々問題集を読んだり、英語学習者向けのニュースを読んだりして英語を読むことに慣れ、コツコツと英語力を上げていきましょう。

じゅんこ
じゅんこ

自分が好きなことに関する本を英語で読んでみたりするのもおすすめよ。大人向けの本はむずかしいけど、子供向けの本なら読みやすいわ。

くまた
くまた

さっきの自分へのご褒美と似ているね。

勉強は楽しめるように工夫するのが大事ってことだね。

じゅんこ
じゅんこ

そう!さすが、くまたくん。

一番大事なのは、そこね。

正しい方法で続けることさえできれば、英語力は必ず伸びていくわ。

まとめ

TOEICは勉強すればしただけ、しっかりと結果が返ってくるテストです。

ただ学生の頃のテストのように直前に勉強するだけでは効果は期待できません。

TOEICテストで目標スコアを取るには最初に勉強スケジュールと計画をしっかり練っていきましょう。この記事では、そのための3ステップをご紹介しました。

① 目標のTOEICスコアのために必要な勉強時間を割り出す
② 1日のスケジュールを書き出し、いつTOEICを勉強するか決める
③ 毎日何を勉強するか計画をたてる

まず必要な勉強時間を割り出し、次に、今のあなたの暮らしの中で勉強できる時間がどこにあるか探していきましょう。

通勤時間や買い物へ向かう時間などスキマ時間を有効活用してみると、忙しい日々の中でも勉強時間を作っていくことができます。

またちゃんと勉強を続けていくためには、ただ頑張るだけではなく、時には勉強しない日を作ったり自分にご褒美をあげたりすることも大切です。

こういった楽しく勉強を続けられるような仕組みも織り交ぜながら、無理なく目標のTOEICスコアを取れるスケジュールを作ってみてくださいね。

コメント

  1. くまたファミリーの絵とやりとりがかわいくて、引き込まれて読みました。
    英語の勉強の仕方も参考になります。
    私ももう一度、本気で英語を勉強してみたくなりました。(^^)

    • 加藤 じゅんこ 加藤 じゅんこ より:

      エレンさん、ありがとうございます!
      下手な絵ながら楽しく書いているので、嬉しいです^^
      エレンさんのもう一度英語にお役立ていただけるような記事、また書いていきます。

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