TOEICキャンセル時の返金・振替は出来る?中止の時はどうなる?

TOEIC勉強のスケジュールと計画

TOEIC L&Rテスト、体調や急な都合でキャンセルせざるを得ない場合もありますよね。

また先日はコロナウイルスの感染防止のため、異例の中止となりました。

こんな時、振替や払い戻しは可能なのか?

また次のテストまで待てない時はどうしたらよいのか?

解説していきますね。

スポンサーリンク

TOEICテストキャンセルの時の扱い

振替不可
返金不可
役立ち情報場所変更は可

自己都合の場合は、残念ながら振替や返金はムリ

ちなみに、娯楽施設のチケットと異なり、人に譲ることもできません^^;

公式サイトの文言を掲載しますね。

一度お申し込みいただいた受験料の返金や試験日の変更、また受験資格を譲ることはできません。欠席される場合、ご連絡や手続き等の必要はありません。

国際ビジネスコミュニケーション協会:よくある質問

ただし場所の変更は可能です。

試験当日の18日前(水曜日)から試験日4日前(水曜日)の17時までに試験運営センターへ電話で連絡をすれば対処してもらえるとのこと。

申込締切後は試験日18日前(水曜日)から試験日4日前(水曜日)の17時までにIIBC試験運営センターへ電話でご連絡ください。席数に余裕のある限り、受験地の変更を承ります。

国際ビジネスコミュニケーション協会:よくある質問

同一区域内では不可、また会場の指定もできません。

「出張などで違う県に行くから受験できない」という場合は使えそうですね。

TOEICテスト中止時の扱い

振替可能
返金不可
役立ち情報申込証明書は発行してくれる

TOEICが中止になる事などまずない…と思いきや、先日コロナウイルスの感染防止のために中止になりましたね><

自然災害や感染症の流行により、テストが中止になることもあるようです。

このように開催側の都合でテストが中止になる場合は、振替が可能。

2020年3月のテストの振り替えは次の期間となります。

第250回5月24日(日)~ 第260回4月の間

2020年4月12日への振り替えは不可とのことで、受験したい場合には、別途申し込みが必要となります。

なお希望者には「申し込み証明書」を発行してくれるとのこと。

「就職や進学のためにどうしても受験しなければいけなかった!」という人は、この証明書を提出するしかないですよね。

証明書発行手続きについては、後日案内があるとのことです(2020年3月4日現在)。

TOEICを今すぐ受けたい場合の対応

キャンセルせざるを得なかった場合、次回のテストまで待つのはツライですよね。

出来る限り早く受けるための奥の手として、TOEIC IPテストを受けるという方法があります。

TOEIC IPテストとは

TOEIC IPテストとは、学校や職場などで実行するTOEICの団体受験。

受験時間や問題数は通常のTOEICテストと同じ。

但しIPテストは過去問によって構成されています。

ですがTOEICは過去問が販売されていないですし、試験問題の持ち帰りは不可。

過去問が出題されるからといって、有利という事もないでしょう。

TOEIC IPテストの注意点

TOEIC IPテストは公式テストと同等とまではいきません。

官公庁ほか企業によっては、IPテストの結果を認めてくれない場所もあります。

とはいっても難易度は公式テストと変わらないわけですし、実際に転職活動で認めてもらえるケースも多いです。

なおスコア証明書を提出するよう求められた時に困らないよう、履歴書に記載する場合はIPテストの結果であると明示しておきましょう。

【IPテスト結果の履歴書への記載例】

TOEIC IPテストを受けられる場所

TOEIC IPテストをどこで受けれるかですが、学生なら学校、社会人なら勤務先となります。

あるいは派遣会社という手があります。

派遣勤務を視野にいれているなら、登録しておくと良さそうですね。

次の会社で、登録者向けにTOEIC IPテストを実施しています。

派遣会社受験場所受験費用
リクルートスタッフィング関東・関西4,155円
テンプスタッフ大阪4,500円

なお英語学校でもIPテストを実施しているところがあります。

ラングランドさんなどがIPテストを頻繁に開催しているようですね。

ただ英語学校の場合には、当然、生徒さん向けのサービス。

IPテストだけ受験するというのは出来ず、入会金や授業料を払う必要が出てきます。

まとめ

TOEICテストキャンセル時の対応については次のとおり。

■自己都合のキャンセルでは払い戻しは不可。場所の変更は相談可。

■運営側による試験の中止の場合は現在のところ払い戻し不可。振替は可。

■公式テストの日程が合わない場合、IPテストを受けるという手もある。

■但しIPテストの結果を認めてくれないケースもある。

■IPテストのスコア結果を履歴書に書く場合は「IPテスト」であると明示する。

なお派遣会社によっては、TOEIC公開テストを割引で受けれるところも。

こちらの転職に関する記事をご覧ください。

 

コメント