英語を話そうとすると、英単語が出てこないの。
どうしたらいいかしら。
そんな時には無理に日本語を英語にするのではなく、まずは日本語を簡単な日本語に変えてみましょう。
私も36歳から英語をやり直しましたが、この方法でついに英語が話せるようになりました。
頭の中の日本語を英語にするステップ、詳しく解説しますね。
英単語が出てこない時には日本語を変えよう
まずは、なぜ英単語が出てきてくれないのか、頭の中の日本語を英語にできない理由をお伝えします。
頭の中の日本語が英語にできない理由
私達大人は、頭の中でわりと高度な日本語で思考しています。
ところが多くの日本人の英語力は、ネイティブの大人程には到底及びません。
頭の中の日本語を英語にするだけの英文法力も英単語力も、圧倒的に足りない!
ちなみに、ネイティブが知っている英単語の数は平均して2万~3万と言われています。
大人になって英語を始めた我々がどう頑張っても、なかなかその域には達しませんよね。
日本の大学受験では4000~6000語が必要と言われていますが、仮にこれだけの単語を自在に操れたとしてもネイティブの5分の1の語彙力です。
これでは、頭に浮かんだムズカシイ日本語をそのまま英語にできるはずがないのです。
ムリに頑張ろうとすると「うー英単語が出てこない!」と思ってしまうのです。
だから英語を話す時って、ストレスを感じるのね。
英語を話す時は簡単な日本語で考えよう
英語を話せるようになるには、まず頭の中で簡単な日本語にするのがおすすめ。
簡単な日本語であれば、英語に変換しやすくなります。
目安としては、小学生低学年~3年生程度の日本語にしてみてください。
小学生のお子さんがいる方は、お子さんが理解できるレベルと考えるとやりやすいですよ。
具体的には次の2ステップになります。
- 頭の中の日本語を簡単な日本語にする
- 簡単な日本語を簡単な英語にする
頭の中の日本語を3ステップで英語にする実践例
実際にどんなふうに2ステップで英語を話すか、例をお見せしますね。
たとえば、こんな日本語が頭に浮かんだとします。
「Sさんに電話して、例の話が進んでいるか確認しなきゃ!」
簡単に思える日本語ですよね。
ですがこれ、小学校3年生には理解できるでしょうか?
「例の話」とか「進んでいる」とか、大人なら分かりますが、子供にはアイマイすぎてムズカシイでしょう。
このまま英語にしようとすると、英単語がでてこないことになります。
そこで、まずステップ①で日本語をもっと分かりやすく言い換えます。
ステップ①頭の中の日本語を簡単な日本語にする
「Sさんに電話して、例の話が進んでいるか確認しなきゃ!」
「Sさんに電話をしなければいけない。なぜかというとSさんに、あのプロジェクトが進んでいるかどうか聞かなくてはいけない。」
かなり明確で分かりやすくなりました。
ステップ②簡単な日本語を簡単な英語にする
それでは次に簡単な日本語を簡単な英語にします。
“I have to call Mr.S, because I need to ask him if he is doing that project.”
どうでしょう。
基本英単語だけしか使っていませんが、ちゃんと英文が作れます。
こんなふうに頭の中の日本語を簡単にすることで、英語で言いたいことが言えるようになります。
英語を話せる日本人は実は言い換え力が高い
ただスムーズに2ステップを使いこなすには、それなりに練習が必要です。
練習方法としては、一人でいる時にブツブツ思ったことや、最近の出来事を話すのが効果的。
えっ。独り言を言うの!?
ちょっと抵抗があるかもしれませんが、実は大人になって英語を話せるようになった人はみんな、これを実践しています。
先日Twitterでつぶやいてみたところ、多くの人から賛同やコメントをもらいました。
【独学で英語力を上げる方法】
ある程度単語力がついたら
ブツブツ独り言をいう。私の知る限り最強の方法です。
歩きながら行えば
お金も時間もかからない😊最初は
「あ”~単語が出てこないっ」
って凹むかも。そんな時は、表現を変えてみて。
やり直し英語は言い換え力が
大事です😉— JUNKO@くまた英語 (@kumata_eigo) 2020年1月16日
コメントをくれた人の中には、英語以外にも中国語もこれで習得した人も。
ちなみに私は毎朝通勤途中にブツブツ英語で独り言を話していましたが、つい声が大きくなってしまうこともありました^^;
アブナイ人と思われる可能性があるので、この点は注意してくださいね。
まとめ
今回は英語を話せるようになる方法を紹介しました。
■頭の中の日本語は簡単な日本語に言い換えてから、簡単な英語にする
■ブツブツ英語で独り言をいう練習が効果的
英語上級者達も実践しているこの方法、もし今まで使っていなかったら、ぜひ試してみてください。
きっと英語を話す力がメキメキついていくはず。
あなたの英語、応援しています♪
もしうまくできないと感じたら、英単語力と英文法力が足りない可能性があります。
その場合は、まず英単語力アップと英作文トレーニングから始めてみると良いですよ。
こちらの記事も参考にしてくださいね。