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英単語最強暗記法:全米記憶力チャンピオンの覚え方を真似しよう 

TOEIC勉強法
この記事を書いた人
加藤 じゅんこ

次女出産後に死を意識したことがきっかけで、独学で英語をやり直す。TOEIC960点・英検1級を取得して独立。英語講師と海外企業の日本窓口に。【NHK基礎英語2】にインタビュー記事掲載される。信念は「英語で働き方は変わる!」
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くま美
くま美

はぁ、もう若くないから、英単語を覚えるのって大変だわ。

じゅんこ
じゅんこ

くま美さん、英単語を覚えるときに大事なのは記憶力ではなくて、覚え方なの。若くなくても、大丈夫よ!

くまた
くまた

え、そうなの?

くま美
くま美

良い覚え方があるなら知りたいわ!

英単語に限らず、何かを記憶するときに大事なのは記憶力ではなく覚え方です。

私たちの脳は、私たちにとって必要な情報と不要な情報をしっかり分別し、必要な情報だけを残すという仕組みをもっています。

この脳の仕組みを理解して、残しておきたい情報には「関連付け」を行って上手に記憶の中にしまっていきましょう。

このとき、「イメージの力」を使うと覚えた英単語の記憶をさらにしっかりと脳に根付かせることができます。

この方法は全米記憶力チャンピオンも実践しているまさに最強の暗記法なのです。

覚え方のコツが分かれば、年齢に関係なく英単語をどんどん記憶できるようになりますよ。

★動画版★本記事には動画版もございます。内容は記事より少な目ながら、記事内の英語を音声でご確認いただけます。記事と合わせて見てみてくださいね。
記憶力に自信がなくても英単語を一瞬で強力に覚える勉強法

英単語の効率的な覚え方

では、関連付け×イメージの力を使うこの暗記方法を詳しく見ていきますね。

私たちが新しく何かを覚えるとき、自分の中に既にある情報と関連付けて覚えていくと、脳に「これは大事だよ」と伝えてあげることができます。すると忘れずに記憶に残していくことができます。

このとき、覚えたいものを自分の関心があるものや大好きなものと結び付ければ、その記憶はより強いものとなります。

この記憶方法はアメリカの記憶力選手権(USA Memory Championship)で4回もの優勝経験があるネルソン・デリスさんも使っている暗記法なのです。

彼は5分間で300以上の数字を暗記できてしまいます。

デリスさんが意味のない数字を暗記する時には、その番号を背番号にもつスポーツ選手のことを思い浮かべるそうです。

スポーツが大好きなデリスさんは多くのスポーツ選手の背番号を記憶しており、この情報を数字の暗記に活用しているそうです。

覚えなければいけない数字を自分にとって意味のある数字と結び付けた後は、そこからイメージを作り、そのイメージを頭の中に入れていきます。

すると、その数字は「記憶」として、頭の中に残っていきます。

「暗記の達人」が実践している最強の記憶方法の仕組みは、知ってみれば意外とシンプルですよね。

ぜひ英単語の暗記に活用していきましょう。

参考資料:Brain World “USA Memory Champ Nelson Dellis Shares Memory Secrets

くまた
くまた

なるほどー!

じゅんこ
じゅんこ

私たちって、意味のない数字はすぐ忘れちゃうけど、家族の誕生日とかは忘れないわよね。

くま美
くま美

たしかにそうね。

じゅんこ
じゅんこ

それは、家族の誕生日は私たちにとって特別な意味をもつ日だからなの。

自分にとって大事だと意識した途端、その情報は頭に残るのよ。

くま美
くま美

なんだか、記憶の仕組みが分かってきた気がするわ。

くまた
くまた

ちなみにお母さんは、ぼくのお小遣いの日はすぐ忘れるけどね。

じゅんこ
じゅんこ

それは、くまたくんのお小遣いはくま美さんにとって、大事じゃないってことね。

くまた
くまた

えっ

じゅんこ
じゅんこ

じゃあ、具体的にどうやってこの関連付けを使って英単語を暗記するか、見ていくわね。

くまた
くまた

ぼくのお小遣い、大丈夫かなぁ。

英単語暗記ステップ1.関連付けをする

それでは具体的に英単語を暗記する際、まずは、どのように関連付けを行うのか、見ていきましょう。

関連付けには、語源やダジャレを使って行うやり方が有効です。

語源を使って単語の関連付けをする

語源というのは、言葉の元々の形や意味のことです。

漢字で考えてみると分かりやすいのですが、私たちはサンズイのついた漢字を見ると、たとえその漢字を初めて見る場合でも「この漢字の意味は水に関係するんだな」ということが分かります。

それは、無意識に漢字を元の形に分解して、サンズイという「偏(へん)」に含まれる意味を感じ取るためです。

英語にも、漢字の「偏」にあたるような要素が入っています。

これが「接頭辞」です。

良く使われている接頭辞を覚えておくと、初めて見る英単語であっても、なんとなく意味を推測することができるようになっていきます。

たとえば、次の単語の最初にはすべて、”re” という「接頭辞」が付いています。

1.repeat

2.reply

3.retreat

この “re” には「再び」「元へ」といった意味があります。もし単語の意味が分からなくても、この接頭辞の意味を知っていれば「きっとこれは、もう一度やる、という意味なんだろうな」と単語の意味を推測することができます。

ちなみに、上記の単語の意味は、こちらです。

1.繰り返す

2.返事をする

3.後退する

同じことをしたり、元の場所に返す、戻る、といった意味が含まれていますね。

接頭辞の知識と関連付けて英単語を覚えていくことで、丸暗記に頼らず英単語を記憶していくことができます。

語源を学びながら英単語を暗記するには、こちらの本がおすすめです。

まさに語源で英単語を覚えることをコンセプトにした本です。

かわいいイラストも付いていて、楽しく読むことができます。

こういった参考書を利用して主要な接頭辞を覚えてしまうと、新しい英単語を覚えるのがどんどん楽になりますよ。

ダジャレを使って英単語の関連付けをする

他の関連付けの方法として「ダジャレ」を使うやり方があります。

英単語に限らず、歴史の年表を覚える時などにもこの方法は有効です。

年表の数字の響きを歴史的出来事と結び付けて覚えることで、数字を意味のある情報に変換することができますよね。

たとえば「なくよウグイス平安京」=794年 という覚え方は、日本人なら誰しも馴染みがあるのではないでしょうか。

英単語を暗記するときには、覚える英単語の響きと似た日本語を関連付けてしまうことができます。

英単語の響きを利用した「ダジャレ」を作ってしまうのです。

ひとつ、私が最近知った「ダジャレで覚える」素敵な例を紹介しますね。

少し前に “lamentabele”(嘆かわしい、悲しい) という英単語の覚え方について、Twitterにこんな投稿があったのです。

思わず「こういう覚え方大好きです」と、コメントしちゃいました^^


これは ”lamentable” という単語を次のように解釈して覚えた方法です。

Lamentable(意味:嘆かわしい・悲しい)

ラメンタブル

ラーメンタベル

どうでしょうか?

”lamentable” というややとっつきにくい単語が「ラーメンタベル」と解釈してみた途端、身近なものに感じられてきませんか?

こんなふうにダジャレを使って覚えた英単語は、忘れにくいという特徴があります。

英単語をすぐ忘れてしまうと感じたら、それは記憶力が悪いからではなく、「関連付け」がうまくできていないだけという可能性が高いのです。

そういったときには試しに、覚えられない英単語を使ってダジャレを作ってみるのもおすすめですよ。

勉強の息抜きにもなりますね^^

英単語暗記ステップ2.関連付けた英単語をイメージする

ここまで語源とダジャレで関連付けをして覚える方法を見てきましたが、これに「イメージの力」を使うと、さらに英単語の記憶をしっかりと脳に刻み込むことができます。

先ほどの “lamentable” の例でいうと、「ラーメンタベル」からさらに一歩進んでこんなイメージを作ってみることができます。

ラーメンタベル

「夜中にラーメンをすすって勉強する悲しい受験生」

どうでしょう。

こう言われると、夜中まで勉強をしながら、一人悲しくラーメンを食べる受験生の姿まで思い浮かびませんか?

これが「関連付け」「イメージの力」を加えた覚え方です。

このTwitterを投稿した のぞみさんは、学生時代にインパクトのある方法で暗記した “lamentable(意味:嘆かわしい・悲しい)” を歳月がすぎた今でもしっかりと記憶しています。

覚えなくてはいけないものを自分にとって意味のあるものと関連付け、それをイメージに変換して頭の中にいれていく暗記方法は、それほど強力なのです。

ぜひためしてみてくださいね。

関連付けが出来ないときは体を使って覚える

ただ、ここでひとつ問題があります。

英単語を上手に関連付けて記憶できるときは良いのですが、いつもそんなにドンピシャな関連付けが思い浮かぶわけではないですよね。

そこで、もし頭の中に適切な「関連するもの」が浮かばない時には、イメージを体で表現して英単語を覚えることもおすすめです。

実はこれは、私が以前開催していた英語塾でも実践していた方法です。

生徒さんは皆さん大人で、英単語の暗記を苦手としていました。

そこで、毎回授業の中で体を使って、声に出しながら、英単語の暗記を行っていたのです。

たとえばこちらが、“improvement(改善)” を覚えているときの表現です。

次の写真は “exhausted(疲れ切った)” を覚えているときの動きです。

自分以外の人と一緒に英単語を覚えられる時には、このように体を動かすと、お互いの動きをみて、それを頭の中にイメージとして記憶していくことができます。

ひとりで行う場合には、鏡を見ながら英単語のイメージに応じて体を動かしていくと、自分の動きを頭の中にイメージとしてインプットしていくことができます。

英単語を覚える工夫のひとつとして試してみてくださいね。

くま美
くま美

ちょっと恥ずかしそうだけど、なんだか、英単語を覚えるのが楽しく思えてきたわ。

くまた
くまた

ぼく、ダジャレなら考えられるよ!

なんだか勉強じゃなくて、クイズみたいだね。

じゅんこ
じゅんこ

そうね。

くまた
くまた

英単語を覚えるのって簡単だな。

じゅんこ
じゅんこ

えっと、でも、ちょっと楽しくないことも言わなきゃいけないのよね。

くまた
くまた

えっ

くま美
くま美

やっぱり?

じゅんこ
じゅんこ

英単語はね、一度覚えただけじゃすぐ忘れちゃうの。

だから、記憶が定着するまでは何度も見ておく必要があるのよ。

覚えたつもりの英単語は何度も見ることが大事

最後に残念な事実をお伝えすると、私たちは覚えたと思ったことも、残念ながら1日たてば7割以上忘れてしまいます。

このことを示したグラフがこちらです。

「エビングハウスの忘却曲線」と呼ばれ、人の記憶力を説明するための資料として、よく引用されています。

【エビングハウスの忘却曲線】

画像参照元:下記サイトの画像を使用し本サイト運営者が加工

Quora:https://www.quora.com/What-is-the-forgetting-curve-How-do-you-use-it-to-improve-your-memory

このグラフは、被検者たちに意味のないアルファベットの羅列を覚えさせ、一定期間後にどれぐらい覚えたはずのアルファベットの記憶が残っているのかをテストした結果です。

これによって20分後には42%、1日後には1日後には74%、被検者たちは覚えたはずの記憶をなくしていることが明らかになりました。

人の記憶はこれほど、あてにならないものなのですね。

ただ、こちらは「意味のないアルファベットの羅列」を暗記させた結果です。

先ほど見てきた通り「関連性」と「イメージ」を使って覚えることで、もっと深く記憶を脳に根付かせることができます。

とはいっても “lamentable”=「ラーメンタベル」のような相当上手な関連付けができなければ、すべての英単語をたった一度で覚えきるのは困難でしょう。

そこで、英単語の記憶をしっかり定着させるために一定の時間を空けて、覚えたはずの英単語を何度も見てみることをおすすめします。

たとえば、「覚えた」と思った翌日にもう1回見る、3日後に見る、1週間後に見る、といったふうにして何度も見ていくことで、その単語の記憶を根付かせていくことができます。

私たちの脳は何度も遭遇した情報を「大事なことだ」と判断してくれるためです。

ある程度の量の英単語を覚えていったら、英単語の本ではなく、好きな本や興味あるウェブサイトを英語で読んだりするのも良いでしょう。

英文を読むことで英単語を見る機会を増やすことができ、その単語への記憶を深めることができます。

くま美
くま美

なるほど。

こうしてみると、記憶力って才能や若さじゃないって気がしてきたわ。

覚え方なのね!

じゅんこ
じゅんこ

そうそう。

上手に覚えるかどうかが勝負なのよ。

くまた
くまた

覚え方を考えるのも楽しそうだね。

ぼくも今度のテストでは、ダジャレを使ってみるよ!

くま美
くま美

くまた、期待しているわよ。

くまた
くまた

う。

そう言われると、ダジャレも重く感じるなぁ。

まとめ

今回はTOEIC用英単語の暗記方法について見てきました。

■英単語は語源やダジャレを使って上手に関連付けをして覚えましょう。

■イメージの力を加えるとしっかり覚えられます。

■関連付けが上手にできないときは体を動かして覚える方法も有効です。

■覚えた単語は時間を置いて何度かみると記憶が定着します。

英単語の暗記に才能や若さは必要ありません。

記憶力に頼らず、上手な覚え方を使うことで効率よく覚えていきましょう。

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