英語長文の読み方:核となる主語・動詞を見抜く【ニュースで英語】

ニュースで英語を読む練習

英語の長文を読むには、おさえておくと有利なポイントがあります。

そのひとつが文の核となる主語と動詞を見抜くこと。

地味に見えますが、主語が長かったりすると意外と行き詰まる人が多いんです!

どうやって見抜くか解説していきますね。

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今回の長文読解ポイント

英語の文は、主語と動詞で始まります。

ただ主語が長かったりすると動詞が見つけにくいですよね。

そんな時には、主語の中で「カギとなる名詞」を見つけてください。

他の部分は、この名詞を修飾しているだけなのです。

一番大事な名詞を見つけたら、ここに対応する動詞を探しましょう。

実際の文を使って説明していきますね。

実際に主語と動詞を見つけてみる

こちらの文を見てください。

The number of people using Microsoft’s Skype video calling system has surged by 70% in a month to 40 million people presently.

単語の意味

  • surge: 押し寄せる、殺到する

この文の中で主語は次の部分です。

The number of people using Microsoft’s Skype video calling system

この中でカギとなる名詞は、“the number (数)”

他の部分は、この名詞を説明している構造になっています。

The number of people using Microsoft’s Skype video calling system

「マイクロスカイプビデオ通話システムを使う人々の

主語が “number” だと見抜ければ、動詞部分が三人称単数形 “has surged” になるのが分かりますね。

The number of people using Microsoft’s Skype video calling system has surged by 70% in a month to 40 million people presently.

訳は次のようになります。

マイクロソフトスカイプビデオ通話システムを使う人々の数は、1カ月のうちに70%も急増化し、現在4千万人にもなっている。

注意ポイント

先ほどのnumberという単語はちょっとクセモノ。

今回のように “the number of ” となる場合は「数」と言う意味ですが、“a number of ” となると「多くの」という形容詞になるので注意してくださいね。

形容詞として使われる場合、カギとなる名詞は “a number of “の後にくる単語になります。

たとえば、次の文を見てください。

A number of people are gathering.

「多くの人々が集まっている。」

上記の文だと “people” がカギとなる名詞。

動詞の形もこれにあわせて “are” となります。

今回の英文について

今回の英文は、Japan Newsのサイトから引用しました。

引用元:Japan News より

現在、ウイルスの感染拡大の影響をうけ、オンラインでコミュニケーションを取る人が急増しています。

その結果、スカイプの利用者数が一気に増加したようです。

今回の英文は、このことを扱ったニュースから引用しました。

気になったら、ぜひオリジナルの記事もチェックしてみてください。

Japan News の記事は短めで読みやすい印象です^^

まとめ

今回は文の主語と動詞を見抜くことが大事だとお伝えしました。

主語が長い場合には、カギとなる名詞を見抜くのがポイント。

動詞も、このカギとなる名詞に合わせて形が変わります。

シンプルですが重要な点なので、TOEICのパート5でも動詞問題という形で問われたりします。

「動詞を問われる問題はニガテ」と感じたら、こちらの記事も読んでみてくださいね。

なお、長文の読み方はこちらもお役立てください。