THATがすっきり分かる解説【TOEIC長文問題をスラスラ読む】

長文問題と文法対策
サイト運営者
加藤 じゅんこ

英語で人生を変えた二児の母。
次女出産後に「とにかく続けるっ!」と取り組んだ孤独なやり直し英語でついに英語力をつけ、TOEIC960点・英検1級取得。独立して英語講師と海外企業の日本窓口に。
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THATって長文の中によく出てきますが、解釈の仕方に悩むことってないですか?

実はTHATは代名詞・形容詞・関係代名詞・接続詞・・・といくつも使い方があるんです!

THATを正しく理解できないと、文の構造がサッパリ理解できないということに。

今回は長文対策用にムズカシ目の例文を使いながら、THATがスッキリ分かる解説をしていきますね。

THATの用法①形容詞

まずは基本の形容詞からサラリといきましょう。

形容詞は名詞を修飾する働きがあります。

【例文①形容詞のTHAT】

That book is interesting

あの本は面白いですよ。」

名詞のすぐ前にTHATがくるので分かりやすいですよね。

THATの用法②代名詞

次は代名詞のTHATです。

代名詞は名詞の代わりをします。

【例文②代名詞のTHAT】

That is my book.

あれは私の本です。」

なお形容詞や名詞のTHATは「あの」「あれ」と訳せますが、似たような表現にthisがあります。

近くにあると “this” 「これ」、離れていると “that” 「あれ」を使います。

このふたつの単語を使い分けることで実際の距離だけでなく、時間や気持ち的な距離も示すことができます。

たとえば会議が終わる時に「明日また続きを話し合おう」と言う場合は、今まさに会議を終えようとしているので ”this” が使えます。

【thisとthatの使い分け①】

Let’s continue this discussion tomorrow morning.

「明日の朝、この議論の続きをしよう。」

一方、しばらく前にあった会議のことを指すなら “that” になります。

【thisとthatの使い分け②】

We discussed a lot after that meeting.

「あの会議の後、我々は大いに話し合った。」

形容詞または代名詞としてTHATを使う時は、thisとは違う距離感を意識してくださいね。

THATの用法③接続詞

次はTHATが接続詞になる場合です。

【例文③接続詞のTHAT】

I think that she should change her attitude toward him.

「私は彼女が彼に対する態度を変えるべきだと思う。」

“I think that”の後、具体的に何を思ったかがTHAT以下で説明されています。

“I said that…” 「私は…だと言った」 “He insists that…” 「彼は…だと主張する」 など色々な言い回しで出てきますが、構造はそれほど難しくありませんね。

ただこのTHATが接続詞であるという点は、ちょっと意外ではないですか?

接続詞というと and や but という単語が浮かびますが、それと同じように2つの文を結びつける働きがTHATにあるのです。

元々2つに分かれている文なので、途切れてしまったとしてもTHAT以下が完全な文として成り立ちます。

ここ、大事なポイントなので要チェックです^^

あとでまた振り返りますね。

THATの用法④接続詞(同格)

同格のTHATは、THATの前に名詞がきます。

【例文④接続詞のTHAT】

I didn’t know the news that he already left Japan.

「私は彼が既に日本を去ったというニュースを知らなかった。」

“news”とTHAT以下の部分がイコールの関係になっています。

先ほどと同様、2つの文をバラバラにしてもTHAT以下が1つの文として成り立ちますね。

THATの用法⑤関係代名詞(目的格)

それではいよいよ、一番面倒なところに入っていきます。

THATが関係代名詞として使われる文です。

【例文⑤目的格の関係代名詞のTHAT】

You need to explain the brief overview of the strategy for the part that you have chosen to review.

「あなたが見直すことに決めたパートについて、戦略の概要を説明せねばなりません。」

これは「目的格」の関係代名詞といわれる用法で、名詞のあとに”that”がきて、主語+動詞とつながります。

THAT以下の部分が名詞を説明する構造になっていますね。

先ほどの同格の接続詞とソックリな構造ですよね。

見分けるために、次の点を意識してください。

THATが関係代名詞の場合は、THAT以下はそれだけでは不完全な文になります。

THATの前を消してみると、文として独り立ちできなくなってしまいますよね。

一方接続詞の文はTHAT以下がひとつの文として成り立ちます。

接続詞の文ではthatの後の文で動詞に「自動詞」が使われているので、目的語なしでOKなのです。

この違い、意味を理解する上で大事です。

覚えておいてくださいね。

ちなみに目的格の関係代名詞THATはしょっちゅう省略されるので、見落とさないよう要注意!

【例文⑤目的格の関係代名詞のTHAT省略形】

You need to explain the brief overview of the strategy for the part (that) you have chosen to review.

あなたが見直すことに決めたパートについて、戦略の概要を説明せねばなりません。」

【名詞+主語+動詞】の形になっていたら、「目的格のTHATが隠れている関係代名詞の文」として読み解いていくと理解しやすいかもしれません。

私は無意識にそのようにして、長文を読んでいます。

THATの用法⑥関係代名詞(主格)

関係代名詞THATは、主格という用法でも使われます。

こんな文ですね。

【例文⑥主格の関係代名詞のTHAT】

The things thatneed to be taught depend on the content of the test.

「教えられるべきことは、テストの内容による」

主格の関係代名詞では、THATの前の名詞が、THATの後の動詞の主語の役割を果たしています。

主格の関係代名詞は省略されることはあまりなく、構造的にも分かりやすいですね。

THATの用法⑦形式主語

最後はit is で始まるTHATを2つご紹介します。

【例文⑦形式主語のTHAT】

It is extremely important that students should be exposed to a variety of English accents.

「生徒が様々な英語のアクセントに触れるのは非常に重要なことです。」

この文では、THAT以下の部分が本当の主語になります。

it isの部分は形式的な主語

こうすることで主語が軽くなって文が作りやすくなりますね。

THATの用法⑧強調構文

もうひとつ、it is で始まるときは強調構文と呼ばれる文もあります。

【例文⑧強調構文のTHAT】

It is her that I wanted to see.

「私が会いたかったのは、彼女だ。」

強調と言うからには、THATの前の部分 “her” にしっかり力をこめて意味を解釈せねばなりません。

ただ英語を日本語に訳させるテスト問題でもない限り、関係代名詞として解釈してもあまり支障はないでしょう。

THATにはこういった構文があると、頭の片隅にでも置いておいてくださいね。

THATの練習問題

色々とTHAT盛沢山でお届けしましたが、最後にひとつ、面倒な練習文をご紹介しますね。

この意味が分かればTHATはバッチリです^^

【THATの練習問題】

You should explain the items that the students got wrong, have them note any vocabularies that caused problems, and confirm that they used the test strategies you have taught.

この文は、次のように文の終わりやTHATの前で区切っていくと理解しやすくなります。

You should explain the items / that the students got wrong, /have them note down any vocabularies /that caused problems, /and confirm /that they used the test strategies you have taught.

最初のTHATは目的格の関係代名詞、2つ目は主格の関係代名詞、最後は接続詞です。

文脈がないと理解するのが難しいですが、区切れ目ごとに訳すとこんな感じですね。

あなたは項目を説明すべきです /生徒が間違えた /そして彼らに語彙を書き留めさせねばならない /問題を引き起こした /また確認せねばならない /彼らがあなたが教えたテストの戦略を使ったことを

もう少しキレイに訳すと次のようになります。

あなたは生徒が間違えた項目を説明せねばなりませんし、問題の原因となる語彙を生徒に書き留めさせねばなりませんし、また生徒があなたが教えた戦略を使ったかを確認せねばなりません。

このレベルの文が分かれば、長文の中のTHATはバッチリです!

まとめ

今回はTHATの用法を色々紹介しました。

ざっと8個ですね

■形容詞:名詞の前のTHAT

■代名詞:名詞の代わりを果たすTHAT

■接続詞: “I think that…” といった形。THAT以下は独立した文として成り立つ。

■接続詞(同格):【名詞+that+主語+動詞】の形で、THATの前の名詞と同格。THAT以下は独立した文として成り立つ。

■関係代名詞(目的格):【名詞+that+主語+動詞】の形でTHAT以下はTHATの前の名詞を修飾。THAT以下は独立した文として成り立たない。thatは省略されることが多い。

■関係代名詞(主格):【名詞+that+動詞】の形。

■形式主語:”it is important that…” といった形でTHAT以下が主語としての役割を果たす。

■強調構文:”it is her that…”といった形でTHATの前の名詞を強調する。

実際に長文の中に出てきやすくメンドウなのは接続詞と目的格の関係代名詞のあたり。

ここの違いをしっかり理解しておきましょう。

本番の長文読解でも悩まず読み解けるようになっていきます!

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