英語の比較級・最上級:moreが付くルールとつまづきポイント解説

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junko

英語で人生を変えた二児の母。
次女出産後に「とにかく続けるっ!」と取り組んだ孤独なやり直し英語でついに英語力をつけ、TOEIC960点・英検1級取得。独立して英語講師と海外企業の日本窓口に。
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くま美
くま美

比較級と最上級って、文法は分かるけど、文章を作る時って悩んじゃうわ。

じゅんこ
じゅんこ

そうかも。意外といろんなルールがあるのよね。

くまた
くまた

それにムズカシイ表現が出てきたりするね。

じゅんこ
じゅんこ

そうそう、比較級って慣用句も多いのよ。

今回は比較級・最上級でつまづく部分がスッキリする説明をするわね。

比較級・最上級は単語によって語尾に “er” “est”を付ける場合と、付けない場合があったりルールがメンドウです。

読めば分かるものの、実際に文を作るのは苦手と言う人も多いのではないでしょうか。

また文法・長文問題では比較級や最上級を使った高度な慣用句も色々と出てきます。

こういった比較級・最上級でつまづきやすいポイントをメインに解説していきますね。

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比較級・最上級の基本の形

まずは比較級・最上級の基本の形から。

次の絵を使って文章をいくつか作ってみましょう。

比較級の作り方

比較級は形容詞の語尾に “er” を付け、さらに比較する対象の前に “than” を入れて作ります。

The strawberries are smaller than the apple.

「イチゴはリンゴよりも小さい」

最上級の作り方

最上級は形容詞の前に “the” を、語尾に “est” を付けます。

さらに比較する対象の前に “in” や “of” を入れて作ります。

The apple is the biggest of those fruits.

「リンゴはそれらの果物の中で一番大きい。」

同等比較の作り方

同等比較は “as 形容詞 as” で表現します。

「~倍だ」と倍数を表現したい時には、次のようになります。

The grape is twice as big as the strawberries.

「ブドウはイチゴの2倍の大きさです。」

ちなみに「3倍だ」と言いたい場合は “three times”「半分だ」の時は “half” を使います。

The strawberries are half as big as the grape.

「イチゴはブドウの半分の大きさです。」

くま美
くま美

読めば分かるけど、とっさに文を作るのは大変よね。

くまた
くまた

asとか、良く分からないや。

じゅんこ
じゅんこ

正直、少し慣れが必要ね。

目の前の物を使って、ちょっと練習してみてね。

くま美
くま美

でも、たしか形容詞の前にmoreとかmostを入れる時もあるのよね。

じゅんこ
じゅんこ

そうそう。

それじゃ次に応用編の変化に行くわね。

比較級・最上級の基本外変化

比較級・最上級の基本の形は見てきたとおりですが、形容詞によっては基本どおりになりません。

常に英語学習者を悩ませる例外ルールがあるのです。

比較級・最上級の例外ルールは次のとおり。

形容詞が短母音+子音の場合

短母音+子音というと分かりにくいですが、要するに母音がひとつで子音にかこまれているような単語は、語尾の子音を繰り返します。

動詞の “run” や “swim” も、進行形にする時など “running” “swimming” としますよね。

原形 比較級 最上級
big bigger biggest
hot hotter hottest
red redder reddest

形容詞の語尾が “e” の場合

形容詞の語尾が元々 “e” で終わっている場合は、”r” “st” を付けます。

原形 比較級 最上級
nice nicer nicest

形容詞の語尾が “y” の場合

語尾が “y” の時には “y” を “i” に変えましょう。

これは複数形の時も同じですね。

“strawberry” は 複数形だと “strawberries” になります。

原形 比較級 最上級
happy happier happiest

形容詞が長い場合

比較級・最上級は語尾を変えずに、形容詞の前に “more” “most” を付ける場合もあります。

どの形容詞に “more” “most” を付けたらよいか、判断に悩むところですよね。

学生時代は「長い形容詞はmore, mostを付ける」と言われましたが、これでは説明がつかないケースも結構あります^^;

実は “more” “most” パターンになるかどうか音節の数で決まるのです!

音節とは何か

音節とは、母音を中心にした音の単位。

実は、英語は音節を基にして発音されている言語です。

たとえば Japan は [ja-pan]と2つに区切り、2音節とカウントします。

音節をの区切り方は辞書にも掲載されているので、気になったら見てみてくださいね。

こちらはアルク英辞郎の検索結果ですが、「分節」と言う部分が音節情報になります。

出典元:アルクオンライン辞書【japan】の検索結果

音節数が1つの時の比較級・最上級

形容詞の音節数が1つの時は、基本通り語尾に “er” “est” を付けて変化します。

原形 比較級 最上級
old older oldest

音節数が2つの時の比較級・最上級

音節数が2つの時は “more” “most” が付くことが多いものの、どちらのパターンもアリ!

“more” “most”が付く場合の特徴を2つ紹介するので、ぜひ覚えてしまいましょう!

いかにも形容詞という接尾辞がつくもの

“able” “ful” “less” “ish” “ing” “ly” “ous” などで終わる場合には、”more” “most” の形になります。

clever などはこの中に入らないので、比較級の場合は”cleverer” となります。

原形 比較級 最上級
careful more careful most careful
famous more famous most famous
useless more useless most useless
“a” で始まる形容詞

“a” で始まる2音節の形容詞は、”more” “most” になります。

原形 比較級 最上級
afraid more afraid most afraid
active more active most active

音節数が3つ以上の時

形容詞の音節数が3つ以上の時は、moreやmostが形容詞の前に付きます。

必然的に長めの単語になりますが、このために「長い単語は “more” “most” を付ける」と言われるのですね。

原形 比較級 最上級
interesting more interesting most interesting

規格外の場合

比較級・最上級になると、規格外に不規則変化するものがあります。

非常に良く使われる単語なので、覚えてしまいましょう。

原形 比較級 最上級
good better best
bad worse worst
little less least
much / many more most
far further furthest
くま美
くま美

なんとなく、長ければ more, most を付ければいいと思っていたわ。

ちょっと違うのね。

くまた
くまた

ちゃんとルールがあるんだね。

じゅんこ
じゅんこ

テストでは”famous”あたりが、狙われたりするわよね。

あとは “smart”とか。

くま美
くま美

“famous”は、語尾が形容詞っぽいから、more, mostがつくのよね。

くまた
くまた

smartは長めだけど母音が一個しか入っていないから、smarterだね。

じゅんこ
じゅんこ

バッチリ!

変化がスッキリしたところで、間違えやすいポイントに進むわね。

比較級・最上級のトラップ

変化のルールの後は、間違えやすいポイントを3つ紹介しますね。

文法問題などで狙われたりするので、押さえておきましょう!

than の後の省略に注意

日本語と違って、英語はあまり省略をしません。

たとえば次のような文って日本語としては自然ですよね。

「日本の人口は中国より少ない。」

ここで頑張ってこう書くと、ちょっとシツコイ感じがしませんか?

「日本の人口は中国の人口より少ない。」

ところが、英語ではシツコイぐらいにちゃんと書く方が良いのです!

上記の文章を英語にするとこうなります。

The population of Japan is smaller than that of China.

さすがに間を空けずに同じ単語を並べるのはクドイので、代名詞 “that” を使うのです。

この辺りの感覚は私たち日本人にとって分かりにくいところなだけに、注意が必要ですね。

副詞の比較級

形容詞ではなく、副詞も比較級・最上級にできます。

副詞の場合も形容詞と同じルールですが、最後が “ly” で終わるものは more, mostを付けるようにしましょう。

かなりの副詞が該当しますね。

He can run faster than me.

「彼は私よりも早く走ることが出来る。」

She tried to speak more clearly.

「彼女はもっとハッキリと話そうと試みた。」

比較級・最上級を使った慣用句

比較級・最上級を使うとかっこいい表現が作れますが、その分、知らないと意味が良く分からなかったりします。

頻出慣用句をピックアップしておきますね。

TOEICなどテストにも良く出てきますよ^^

no more than: ~しかない

I have no more than 100 JPY.

「私は100円しか持っていない。」

no less than: ~と同じほど(も)

I have no less than 10,000 JPY.

「私は1万円も持っている。」

nevertheless:それでもなお

I was tired, nevertheless I kept working.

「疲れていたが、それでも働き続けた。」

TOEIC必須単語ですが、前後の文脈を判断する上で大事です!

prefer to :~より好ましい

Some people prefer camping to staying at home.

「家にいるよりもキャンプをするほうが好きな人もいる。」

この “prefer to” 「~より好き」もTOEIC頻出!

ほかにも “junior to” 「~より年下」 senior to”「~より年上」は、比較級だけれど “than” ではなく “to” を使います。

The 比較級 ~, the 比較級 …:~するほど…

The less you want, the more you love.

「欲しいものが少ないほど、もっと愛することができる。」

これはスヌーピーに出てくる名言です。

かっこいい表現ですよね。

比較級を入れると文が引き締まるので、名言や格言にも良く使われます。

じゅんこ
じゅんこ

the more the merrier なんて言い回しもあるわ。

くま美
くま美

多いほどより楽しい・・・人数が多いほど楽しいってこと?

じゅんこ
じゅんこ

そう。

イベントとかに人を誘う時に使えるわ。

「多い方が楽しいからぜひ来て!」って感じで。

くま美
くま美

つまり、枯れ木も山の賑わいって意味かしら・・・?

じゅんこ
じゅんこ

たしかに、日本語にするとそうなるわね。

くまた
くまた

「枯れ木も山の賑わいだから、ぜひ来て」って言われたら、なんだか嬉しくないなぁ。

くま美
くま美

意味は一緒でも、伝わる内容ってちがうのねぇ。

まとめ

今回は比較級・最上級を説明しました。

■語尾の形によって “er” の付き方が違う。

■音節が3つ以上ならmore, most になる。

■音節が2つの場合はmore,mostが付く場合とそうでない場合がある。

次の2つのポイントを覚えておくと便利。

・”ous”など形容詞を形作る語尾の時は more most になる

・最初が “a” で始まる2音節の単語の場合は more most になる

■副詞は “ly” で終わるものは more most になる

■than の後は省略しないほうが良い

比較級・最上級は慣用句でも良く使われますし、長文問題にも登場します。

どんどん使い方に慣れていきましょう!

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