英語5文型の見分け方をマンガと例文付きで分かりやすく解説

長文のための英文法
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加藤 じゅんこ

英語で人生を変えた二児の母。
次女出産後に「とにかく続けるっ!」と取り組んだ孤独なやり直し英語でついに英語力をつけ、TOEIC960点・英検1級取得。独立して英語講師と海外企業の日本窓口に。
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5文型と聞くと「苦手だなぁ」と感じる人もいるかもしれませんが、文型は覚えたりしなくてOK。

なぜなら文型を考えながら英語を作ることはまずなく選んだ動詞によって文型は自ずと決まってくるからです。

この時に、動詞が自動詞か他動詞かは大事なポイントになります。

文型について、実際に役立つ部分に絞って分かりやすく説明していきますね。

英語では語順が大事

最初にそもそもなぜ文型が大事かという点をお伝えしますね。

実は英語は日本語と比べて非常に語順が大事な言葉なのです。

英語ではテキトーが許されにくい^^;

そこへいくと私たちの日本語って非常にゆるやかな言葉です。

たとえば「私はりんごを食べた」という文を「私食べたんだ、りんごを」と言っても、果ては主語を抜かして「りんごを食べた」と言っても大丈夫。

助詞を使って、言葉の順番を簡単に入れ替えられるからですね。

【日本語は柔軟】

「私りんご食べた」

「私食べたんだ、りんご

「りんご食べた」

ところが英語の場合には、こんなふうに柔軟に文を作れません。

英語では「私はリンゴを食べた」なら”I ate an apple.” となり、これ以外の語順も、主語を抜かすのもタブー!

【英語はルールが厳しい】

“I ate an apple.” 正しい英文

× “I an apple ate” 順番が違う

× “ate an apple” 主語が抜けている

くま美
くま美

英語ってルールが厳しいのね。

くまた
くまた

メンドウだなぁ。

主語とか抜かしても分かるのに。

じゅんこ
じゅんこ

もしかしたら、英語は異文化をつないできた言葉だからルールが厳しいっていうのもあるかもね。

バラバラの価値観や背景を持つ人たちが、適当なルールで話したら誤解が起こるかもしれないじゃない?

くま美
くま美

なるほど。

日本語は同じ文化を持つ日本人同士で使っているから、適当でも通じるのね。

語順で重要なのは動詞の位置

英語の語順の大事さをお伝えしましたが、この語順を考える上で最も大事な点は動詞の位置

主語のあとに動詞がくるという点です。

私たち日本人にとって、最大の難関でもあります。

日本語は【主語+目的語+動詞】の順番です。

【日本語の順番】

私はりんごを食べた」

でも英語は【主語+動詞+目的語】となります。

【英語の順番】

I ate an apple.

シンプルながら、この【主語+動詞】の語順に慣れるのは結構大変です。

特に英語初心者は、”I apple” などと主語の後に動詞を抜かしてしまいがち。

気を付けていきましょう^^

くま美
くま美

こういうミス、私もよくするわ!

くまた
くまた

日本語と英語の順番って、基本から違うんだね。

ひょっとして日本語の順番って、変わっているの?

じゅんこ
じゅんこ

そんなことないわ。他にもあるわよ。

世界の言語は英語のように主語の後に動詞がくるSVO型と、日本語のように主語の後に目的語がくるSOV型のふたつに分けられるの。

くまた
くまた

へぇ。どっちのほうが多いの?

じゅんこ
じゅんこ

数で言えば両方同じぐらいね。

こんな感じ。

言語の型言語数言語例
SOV型565言語日本語・朝鮮語・インド、イラン語派
SVO型488言語英語・フランス語・中国語など

*参考サイト:Wikipedia「語順」

くま美
くま美

数は同じぐらいだけど…

SVO型は繁栄している国の言葉に多い気がするわ。

じゅんこ
じゅんこ

そうかも。

そしてやっぱり言葉を覚える時は、自分の国と同じ型の方が有利よね。

くま美
くま美

日本人にとって、英語が大変な理由が分かった気がする。

でも頑張って、SVO型に慣れるわ!

動詞の後はどういう順番になるの?

じゅんこ
じゅんこ

それじゃ次に文型の説明にいくわね。

最初に言ったとおり自動詞と他動詞がポイントよ。

英語の5文型

英語では主語+動詞が大事ですが、その後の語順を知るのに5文型が役立ちます。

5文型は命令文以外、どんな英文にでも適用できる語順のルール。

ただ最初にお伝えしたとおり、結局のところどの動詞を使うかで自ずと文型が決まってきます。

そこでポイントとなるのは、動詞が自動詞か他動詞か。

そして動詞の使い方です。

動詞に注目しつつ、5文型をざっと解説していきますね。

第1文型

  • 主語(S)+ 自動詞(V)
  • 動詞例:be動詞・start・work・run・walk
  • 英文例:I stand.「私は立ちます。」

主語の後に自動詞、つまり後ろに何もつけなくて良い動詞がきたら第1文型。

第2文型

  • 主語(S)+ 自動詞(V)+ 補語(C)
  • 動詞例:be動詞, look, become, remain, appear, seem, feel, taste, smell
  • 英文例:She is happy.「彼女は幸せです。」

これはちょっと特別な自動詞ですが、ちょっと変わり種。

第2文型の動詞はBe動詞か、「何かになる」「何かを感じる」系のものが使われます。

また文章の意味が、主語=補語】となるのが特徴

この文なら、She (彼女)=happy (幸せ)となりますね。

【第2文型 主語補語

She is happy.

彼女幸せ

第3文型

  • 主語(S)+ 他動詞(V)+ 目的語(O)
  • 動詞例:want, need, give, buy, hold
  • 英文例:She buys a present. 「彼女はプレゼント買います。」

第3文型から先は他動詞ゾーン。

主語の後に他動詞が来て、その後に目的語がひとつきたら第3文型です。

最もよく使われる文型かもしれません。

なお動詞は自動詞になったり、他動詞になったりするものも結構あります。

くまた
くまた

ここまでは、そんなに難しくないね。

くま美
くま美

他動詞って動詞の後にすぐ目的語を置けるのね。

英単語の意味を見ると “buy” 「~買う」となっているけれど、こんなふうに意味の中にに助詞が入るのが他動詞ってことかしら。

じゅんこ
じゅんこ

くま美さん、鋭い!

そのとおりよ。

それじゃここから第4、第5文型にいくわね。

くま美
くま美

このあたりが、ムズカシイイメージがあるのよね。

じゅんこ
じゅんこ

そうね。でも第4と第5は使われる動詞や意味が限られてくるの。

いくつか文を覚えておくと、パターンに慣れていくわ。

第4文型

  • 主語(S)+ 動詞(V)+ 目的語(O)+ 目的語(O)
  • 動詞例:give, sell, teach, tell, show, offer, send
  • 英文例:She gives me a present. 「彼女は私プレゼントあげます。」

第4文型で使われる動詞の意味には、何か共通点を感じませんか?

「人何かする」という意味の他動詞が使われるのが第4文型!

動詞の後に「人」+「物」という形になります。

第5文型

  • 主語(S)+動詞(V)+ 目的語(O)+ 補語(C)
  • 動詞例:call, make, find, keep, leave
  • 英文例:She makes me happy. 「彼女は私を幸せにします。」

第5文型の動詞にも、何か共通点を感じませんか?

第5文型の他動詞は【目的語=補語】となります。

上記の例なら、me (私)= happy (幸せ) ですね。

【第5文型 目的語補語

She makes me happy.

幸せ

くま美
くま美

なるほど。

文型って、動詞とその使い方で決まってくるのね。

じゅんこ
じゅんこ

そういうこと!

文型から文章を作ることなんてしないわ。

それより動詞の使い方を覚えるのが大事なの。

そうしたら、勝手に文型が決まってくるから。

くまた
くまた

ところで、第4文型と第5文型って文章が長くなる感じだね。

長い文は第4か第5って考えておけばいいよね?

じゅんこ
じゅんこ

ち、ちょっと待って、くまたくん。

それは誤解よ。文型と文の長さは、まったく関係ないの!

くまた
くまた

え、そうなの?

文型に入らない構成要素

文型だけ見ていくと第1文型が短くて、第4や第5文型が長い印象を受けるかもしれませんが、文型と文の長さは無関係です。

ここ意外と誤解されやすくて、そして文法上大事な点なので、詳しく解説しますね^^

文型ってこれがなければ文が成り立たないという最低限の要素と、その順番を決めたルール

たとえばこちらの文章を見てください。

I speak.
「私は話します。」

主語と動詞で成り立つ第1文型の文です。

“I” と “speak”、どちらが欠けても文章として成り立ちませんね。

ですが、次の文はどうでしょう?

I speak about that topic.
「私はそのトピックについて話します。」

会話の中でこの言葉が発せられた場合、意味的には “about that topic” の部分が最も大事かもしれません。

ですが文法的には、ここは取ってしまっても問題ありません。

“about that topic” が付こうが付くまいが、上記の文は第1文型です。

では、もうちょっと文を長くしてみましょう

I speak about that topic to a lot of people.
「私はそのトピックについて、大勢の人に話します。」

随分長くなりましたが、これでも上記の文は第1文型。

“I speak” 以外の部分は取ってしまっても文は成り立つからです。

文型と文の長さは無関係であること、お分かりいただけたでしょうか?

くまた
くまた

うん、分かったよ!

くま美
くま美

文法上の大事さと、意味上の大事さは違うっていうのも分かったわ。

奥深いわね。

じゅんこ
じゅんこ

そうね。

ちなみに文型にカウントされない部分を修飾語と呼んだりするわ。

こういう文法用語は大事じゃないんだけどね。

まとめ

今回は文型について紹介しました。

■英語では語順が大事で、正しい語順を知るのに文型が役立つ。

■英語の語順で一番大事なのは、主語の後に動詞を置くこと。

■動詞によって文型は決まる。動詞の使い方を知るのが大事。

■文型と文の長さは関係ない。

実際の英語の語順にどうも慣れないと感じたら、英作文の本を使って練習するのが効果的。

3冊の英作文本を動画付きで紹介しているので、併せて役立ててください。

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