Linkedinの使い方:転職や英語を使う機会を増やせるSNS

TOEICと再就職・転職

LinkedIn(リンクトイン)はシリコンバレー発のビジネスに特化したSNS

LinkedInを使って海外の会社に転職をする人もいます。

日本で英語を学習する際に不足しがちな英語を実地で使う機会も、LinkedInで作れますよ。

今回は知っておくべきLinkedInのオトクな使い方、紹介しますね。

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LinkedInとは

LinkedInは2003年にスタートしたシリコンバレー発のSNS。

TwitterやFacebook,Instagramなど他のSNSとの違いは、ビジネスに特化している点です。

現在世界でのユーザー数は5億人を超え、日本では200万人程が登録していると言われています。

ただ私の周囲で聞いてみると、その知名度には大きく差があります。

一言でいえば、英語を使って仕事をしている人はほぼ全員知っていますが、普通の日本人にはあまり知られていない!

LinkedInが日本でイマイチメジャーになり切れない理由は「英語」を使う点と、その独特な文化にあるように感じます。

実は私自身、海外の会社と取引するまでLinkedInの存在を知りませんでした。

「LinkedInやっていないの?」

と、外国人の知り合いにたびたび聞かれたので使い始めたのです。

実際に使って見て初めてこのプラットフォームの威力と、なぜ日本人には受けないかを理解しました!

LinkedInはアカウントを登録する際、過去にどんな企業で何をしていたかを入力します。

履歴書や職務経歴書をアカウント情報に入力する感覚ですね。

私は最初抵抗を感じましたが、こういう部分に抵抗を感じる人が多いのではないでしょうか^^;

日本ではフェイスブックにも勤務先を明確に書いたりしない人が多いですよね。

副業を禁止する企業が多いせいか、社外の交友関係を外部に示さない風潮がある気がします。

こういった日本の文化には、Linkedinのオープンさがかみ合わないのかもしれません。

Linkedinの使い方

日本に合わない部分があるとしても、英語を学習する上で、そして英語を使って仕事をする上ではLinkedInは役に立ちます!

アカウントの作り方や注意点をあ説明しますね。

1.アカウントを作成する

それほど複雑な手順もないのですが、まずはLinkedinの登録ページからアカウントを作ります。

2.経歴を入れる

アカウント登録後に、経歴などを入れていきます。

すべてちゃんと入力しなくても、登録はできます。

ただLinkedInをしっかり活用するのであれば、務めていた会社や、そこで行っていた業務など、ある程度はちゃんと入力していおいたほうが良いでしょう。

入力は日本語でもOKですが、英語の輪を広げたいなら、英語で書いたほうが良いですね。

スキルや資格なども入力たら、つながりを作っていきましょう。

3.つながりを作る

直接の知り合いがいたら、そこからつながっていくと始めやすいですね。

まずはつながりたい人を検索します。

つながりたい人のページで「つながり申請」をクリックしておきます。

あとは相手の承認を待つだけ。

ちなみに、人によって「1次」「2次」「3次」などと記されているのですが、この情報は非常に大事!

LinkedIn上では、つながりの濃さがこの数値で表現されます。

自分と直接つながった相手は「1次」、一次の人を介したつながりは「2次」、二次の人を介したつながりは「3次」と表現します。

これこそがLinkedInの醍醐味

良く知らない相手でも、この数字を見るだけで、自分とどれだけ関わり合いがありそうかを判断できちゃうわけです。

「関係のない人と繋がっていくのは抵抗がある」という場合には、つながる範囲を「2次まで」「3次まで」など、決めておくのも手ですよ。

ちなみにLinkedInの創始者のひとりが提唱している節によると、私たちは「人は自分の知り合いを6人以上介すと世界中の人々と間接的な知り合いになることができる」そうです。

つまり「六次」レベルまでつながりを広げると、世界中の人とつながれるということですね。

LinkedInを使って知り合いをたどっていくと、すごいネットワークが構築できる可能性があるんです!

LinkedInの利用法

では次にLinkedInを具体的にどうやって利用していったら良いか。

大きく分けて3つの方法があります。

LinkedInを使って転職活動をする

LinkedInを使った転職活動、意外と効果があるそうです。

ちょっとググってみると、LinkedInで外資の大企業に勤めた人の話も載っていました。

また知り合いも「2次」あたりの知り合いから転職をゲットしていましたし、私にもお仕事の話が来たことがあります。

ただ話が来るには、自分が出来る事をアカウント情報に掲載しておく必要があります。

また積極的に求人情報を得たいのであれば、設定で「求人情報」に関する部分を「求人情報ウェルカム!」モードに変えておきましょう。

こうするとヘッドハンティングやリクルーターからのアプローチが増えます。

中には嬉しくない話も来るかもしれませんが、そこは覚悟してください^^;

メンドウだと感じたら、設定をまた「求人中ではないモード」に戻しておくと良いですよ。

また求人情報以外にも、「こんな良い話があるよ」という怪しげな話が来ることもたまにあるので、注意しましょう。

ただこのあたりの状況は、どのSNSも一緒ですね。

Linkedinを使って英語の勉強をする

次は、Linkedinを使った英語勉強法について。

王道ではないですが、Linkedinは英語力に磨きをかける時にも利用できます!

英語のレベルとしては、TOEICなら800点程度。

中級者~上級者レベルで、英語を実際に使う場を増やしてみたい人におすすめです。

やり方としては、まずは自分が興味のあるコミュニティに参加してみること。

特に関心が持てるものがなければ、日本のビジネスに関するものや、良く知っている業界に関するものなどが良いでしょう。

たとえばこちらの「Business in Japan」は日本でビジネスをする人達用のコミュニティで、幅広い業種の人たちが集まっています。

コミュニティに所属した後は、メンバーの投稿を眺めたり、そこにコメントしてみたりといったこともできます。

私の感覚では、外国のメンバーが多い場所では「日本のビジネス習慣」や「日本人としての知見」を伝えたりすると、興味を持ってもらえたりします。

またネットワークによっては実際のイベントを開催したりします。

日本にいて、仕事でも英語を使う機会がない場合には、こういったイベントは実際に英語を使うチャンス

参加できるイベントであれば、名刺持参で行ってみるのも良いですよ。

私もビジネス関係のネットワークイベントに何度か参加してみました。

自らヘッドハンティングに来ている社長や、お客さんやパートナーを探しに来る人など、色々な方に出会えました。

さすがにすぐに気の合う人に出会えたり、何か有利なことが起こるというのはないですが。

ただ「英語を使って」普段とは違う交流を広げていく場としては本当にうってつけ。

大事な商談がかかった場とかではないので、英語の練習をするにも良いかもしれません。

英会話スクールとはまた違う緊張感が味わえますよ。

まとめ

今回はLinkedInの紹介をしました。

■LinkedInはビジネス専用のSNS

■アカウント作成時はある程度経歴を入れておくと、仕事の機会につながりやすい

■LinkedInを使って実際に英語を使う機会を増やせる

日本にいながら海外の知り合いを増やせるLinkedIn。

英語を実地で使う機会を増やしたいなら、使ってみる価値はあるでしょう。