接続詞って、andとかbutよね。
あまり大事じゃなさそうだけど…
長文の流れを押さえるのにとっても重要よ。
接続詞だけじゃなく、文をつなぐ前置詞や副詞も知っておいてほしいわ。
わ、分かったわ!
接続詞・接続語は地味ながら、長文の流れを読むために非常に大事。
前の文とのつながりを判断するキーになります。
TOEICパート6、パート7をスムーズに読みこなすためには、ぜひ押さえておいてほしい!
今回はテストに出やすい接続表現31語を役割別に紹介しますね。
逆説の意味の接続詞・接続語
まずは逆説の表現から。
逆説は前の文の内容を覆す単語です。
She looked tired, but she did her best to complete the project.
「彼女は疲れてそうでしたが、プロジェクトを終わらせるために最善を尽くしました。」
よく使われるものは次のとおり。
接続詞 | but | しかし |
yet | しかし | |
though/although | ~だけれども | |
even though | たとえ~でも(事実) | |
even if | たとえ~でも(仮定) | |
副詞 | however | しかしながら |
nevertheless / nontheless | それでもやはり | |
前置詞 | despite / in spite of | ~にも関わらず |
大事なのはneverthelessあたりかしら。
慣れない感じの単語だから狙われるかも。
そうね、あまり聞かない単語だけど…
nevertheless = それでもやはり
覚えておくわ!
訳は適当で大丈夫!
それより、この単語はその前の内容を否定するって覚えておいてね。
なるほど!
逆説の意味って覚えておけばいいのね。
順接の意味の接続詞・接続語
つぎは順接の表現を紹介します。
これは、「~なので」と前の内容を引き継ぐ文です。
She practiced so hard, therefore she got the first prize in the contest.
「彼女は一生懸命練習したので、コンテストで1等賞を取った。」
また理由を示すものもあります。
He failed the exam, because he didn’t studied at all.
「彼は勉強を全くしなかったので、試験に落ちた。」
よく使われるものは次のとおり。
接続詞 | because | ~なので |
since | ~なので | |
副詞 | therefore | それゆえ |
thus | それゆえ | |
as a result | 結果として | |
consequently | 結果として | |
eventually | 結果として | |
accordingly | それに応じて |
consequently, eventually あたり、要注意!
これって副詞だけど、接続詞にいなるの?
接続詞ではなく、接続副詞って呼ばれたりするわ。
接続詞のような役割を果たす副詞ってことね。
ええ。文の最初に置かれたりすることが多いわ。
Eventually, he found the job that he liked.
「結局のところ、彼は好きな仕事を見つけたわけです。」
文頭の副詞も、次の文の内容を予測するキーワードになるから要チェックね!
追加の意味の接続詞・接続語
つぎは追加表現です。
「さらに」「この上」と前の内容を追加説明する文が続きます。
I will study hard. Furthermore, I will mentally strengthen myself.
「私は一生懸命勉強します。さらに精神的にも自分を鍛えるつもりです。」
副詞 | furthermore | その上・さらに |
moreover | その上・さらに | |
besides | その上・さらに | |
additinonally | その上・さらに |
furthermoreって見慣れないわ。
あまり口語で使わないかも。
ただ長文にはガッチリした文が出るから、そういうところでは出るかも。
見慣れない単語ほど要注意ってことね!
話逸らす系の接続詞・接続語
つぎは違う話になったり、視点が変わる系の単語。
前の文とは対照的なことを告げる場合にも使われる単語です。
He left the office earlier. On the other hand, I had to overwork.
「彼は早目に退社した。一方私は残業しなきゃいけなかった。」
視点が変わる系も、文章の流れを読む上で大事よ。
逆説っぽい意味になることもあるわ。
この文を見ると、たしかにそうね。
時間の流れを示す接続詞・接続語
つぎは時間の流れを示す単語。
as soon as あたりは有名ですが、意外とas long as あたりも便利なので覚えておいてくださいね。
You can stay here as long as you like.
「あなたが望むだけ、ここに滞在できますよ。」
接続詞 | whenever | ~する時はいつでも |
as soon as | ~するやいなや | |
as long as | ~する限り | |
until | ~まで | |
once | 一度~したら |
結構盛沢山だわ!
接続語ってこんなにいっぱいあるのね。
あとひとつでゴールよ。
もしを示す接続詞・接続語
最後は仮定の意味を示す表現。
ifが有名ですが、他にもあるんです。
Provided that the weather is fine, we can go.
「天気がよければ、出かけられます。」
接続詞 | provided that / providing that | もし~なら ~である限り |
if | もし~なら | |
unless | ~ない限り |
31個、紹介終わり!
つかれたわー。
あとは実際に問題を解きながら、文を繋げる単語を覚えていってね。
文の流れが分かるだけで、長文はグッと読みやすくなるから。
まとめ
今回はTOEICにも出る接続詞・接続語を31個紹介しました。
■文と文をつなぐ単語は次の役割を持つ。
逆説:前の文と違う事をいう
順接:前の文の内容を続ける
追加:前の文に追加する
話逸らす:視点を変える、または前の文と対照的なことを言う。
時間の流れを示す:時間の流れを示す
もしを示す:仮定の条件を示す
■訳よりも、文と文をどうつなげるかの役割を覚えるのが大事
■長文ではfurthermoreなど口語で使わない単語もでる。見慣れない接続語は要チェック。
接続語の役割を押さえて、長文の流れを読んでいきましょう!
TOEIC長文は、代名詞や前置詞も押さえておくと便利です。
基本に思えるけれど、意外と奥深いルールがありますよ^^